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http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200610130028.html
イラク開戦直後の英記者死亡、米兵の不法発砲が原因と
2006.10.13
Web posted at: 20:42 JST
- CNN/AP
イングランド・オックスフォード――英国の検視当局は13日、2003年のイラク戦争の開始直後、取材現場で銃弾を頭部に受けて死亡した英テレビ局、ITNの男性記者、テリー・ロイド氏(当時50)は米兵から「不法」な発砲を受け、これが致命傷になった可能性が極めて高い、との見解を示した。
その上で、英国の司法当局に対し、同記者に発砲した米軍兵士らを裁く適切な措置を講じるよう要請した。米兵により発砲に関する証拠は、「圧倒的である」との見方を示した。
同記者は、開戦直後、3人の同僚と共に、クウェートからイラク南部バスラへ車で取材に向かった。目撃者の証言によると、ロイド氏は運転していたが、一行の車に追い付いたトラック上のイラク軍兵士から発砲を背中に受け、負傷。
現場に駆け付けたミニバスの救急車に収容されたが、展開していた米軍兵士が今度はバスに発砲、同記者は頭部に銃弾を受け、これが死因になったとしている。検視当局は、救急車が米軍に脅威を与えたはずはなく、「米兵の発砲は不法であることに疑いはない」と断定している。
ITNの取材陣4人のうち、ロイド記者のほか、レバノン人の通訳が死亡。カメラマンは消息不明だが、死亡したとみられている。別のカメラマンだけが生き残っていた。
イラク戦争の開始で、米軍は、記者の取材について、部隊との帯同を要請していたが、ロイド氏らの一行はこれとは別の独自行動を取っていた。