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英司令官、イラク駐留軍の早期撤退を主張
2006.10.13
Web posted at: 12:01 JST
- CNN
http://cnn.co.jp/world/CNN200610130003.html
ロンドン(CNN) 英陸軍のリチャード・ダナット大将は、英紙デーリー・メールとのインタビューで、イラク駐留英軍の存在が「イラクの治安を悪化させている」と述べ、早期撤退を促す立場を示した。12日付の同紙が伝えた。
ダナット大将は今年8月から、陸軍参謀長を務めている。インタビューの中で同大将は、戦後のイラク再建プログラムが「しっかりとした計画というよりは楽観主義に基づいていた」と批判。「周辺国の模範となる民主主義の確立」を目指した米主導の構想は「当初の希望ではあったが、実現するとは思えない。目標を下げる必要がある」と述べた。
ダナット大将はそのうえで、「英軍のイラク駐留が、世界中で起きている問題の原因とはいえなくても、悪化させる要因になっていることは確かだ」と断言。「われわれは早い時期に撤退すべきだ」と主張した。
ブレア英政権はブッシュ米政権とともに、イラク治安部隊が自立するまで軍の駐留を継続するべきだとの立場を貫き、早期撤退論を否定している。