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□NATO、部族長との和平協定認める=パキスタン大統領 [AFP=時事]
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/world/story/20061012afpAFP009079/
NATO、部族長との和平協定認める=パキスタン大統領 (AFP=時事)
【イスラマバード11日】パキスタンのムシャラフ大統領≪写真≫は11日、パキスタンがアフガニスタン国境地帯の部族長らと締結した和平協定を北大西洋条約機構(NATO)が認め、アフガニスタンで同様の措置を講じるためパキスタンの支援を求めたと語った。
ムシャラフ大統領によると、アフガニスタンでタリバン勢力の掃討作戦を展開しているNATO軍のリチャーズ司令官が今週、同大統領を訪問した際、同司令官はパキスタンの戦略に同意したという。ムシャラフ大統領は国境地帯の北ワジリスタンで先に結んだ和平協定に言及し、「リチャーズ司令官は状況および私の分析に完全に同意した。アフガニスタンで同様の措置を講じるため、司令官はわれわれの支援を求めている。したがって、われわれは同じ道を進む」と述べた。
ムシャラフ政権が9月5日に部族長や国境地帯の反乱分子と締結した和平協定については、米主導の対テロ戦争を遂行する同盟国はこれまで懸念を表明していた。同協定に基づいてパキスタンは、拘留していた部族民数十人を釈放し、北ワジリスタンの検問所数カ所を撤去した。これに対し部族長らはアフガニスタンへの越境攻撃の中止などを約束した。
リチャーズ司令官は10日のムシャラフ大統領との会談に先立て、テレビのインタビューで「この和平協定は1つの手本になり得る」と述べていた。
[2006年10月12日8時7分]