★阿修羅♪ > 戦争85 > 587.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□北朝鮮核開発への国家的な関与否定=パキスタン大統領 [AFP=時事]
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/world/story/20061012afpAFP009092/
北朝鮮核開発への国家的な関与否定=パキスタン大統領 (AFP=時事)
【イスラマバード12日】パキスタンのムシャラフ大統領は11日の記者会見で、「核開発の父」と呼ばれるカーン博士≪写真≫の核技術拡散により、北朝鮮が発表した地下核実験が可能になったとの見方を否定した。
また同大統領は、パキスタンは「ならず者国家」ではないとし、政府も軍部も、北朝鮮やイラン、リビアに核関連の機密事項を流したことを認めたカーン博士を支援したことはないと強調した。ムシャラフ大統領は、北朝鮮の核実験宣言に関してパキスタンは責任を負っているのかとの質問に対し、「(北朝鮮の)爆弾はプルトニウム型だ。我々はプルトニウム型爆弾を保有しておらず、このことにより、我々に責任があるのかないのかが分かるはずだ」と述べた。
カーン博士は2004年、テレビで「核の闇市場」を運営していたことを認めている。ムシャラフ大統領は、最近出版された回顧録で、カーン博士が北朝鮮にウラン濃縮用の遠心分離機20基余りを供与していたことを明らかにした。大統領は、国際的な捜査官にカーン博士の尋問を認めなかったパキスタン政府の決定について、カーン博士の違法なネットワークは国家に支援されたものではないと弁明した。政府と軍部は、核拡散に関与しておらず、もしそうでなければ、我々は「ならず者国家」になってしまうと述べた。
[2006年10月12日15時42分]