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かって韓国で、「北風工作」とか「銃砲疑惑」といわれた事が在ったのをご存知だろうか?
「対北強硬」を唱える軍事政権が政権危機に陥ったり、選挙等で不利な状況になると、決まって北側から「銃撃戦」がおきたり「侵入事件」があったりと、軍事政権にとって「追い風」になるような状況が現出することを言うのだが、金大中政権になって、それが軍事政権側からの働き掛けでおきていたことが暴露され、北と南の「深い関係」の一端が明るみに出た。 この「深い関係」の出発点になったのが今から34年前の「南北共同声明」だが、軍や情報機関の一部では、実質的に、共同作戦をやるようなレベルまでエスカレートしていたわけ。 無論、これによって、「南北対立」という擬制が成り立ち、お互いの政権基盤が安定する、ということだろう。
金大中政権に呼応する形で、北でも、南とのそういった癒着部分が一定程度切除されたのだが、注目しておくべきは、「日本人拉致事件で処罰された」のはその幹部であったということだ。(逆に言えば、何故「拉致情報」が韓国の軍や情報機関からばかりもたらされるのか?がこれで解るはず)
恐らくは、このような関係を、今度は日米を相手に目論み、そうして或る程度の確証が得た上で、今回の暴挙に出ているのだろう。