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2006/10/09
911真相究明国際会議報告
いやあ、もう予想を超える反響でびっくりです。そして翌日家に戻ったら、土砂崩れで道が通れなくなっており、電話線も切れていて、ネットにつながらなくなっていました(そのためにブログでの報告が遅れて、すみません)。
7日の朝、スタッフ集合の8時に会場にいくと、すでに10名近くの方が待っていました。当日券をどうしても入手したい、と全国各地から駆けつけてきていたのです。
スタッフに預けていたチケットを全部回収しても当日券は20枚しかありませんでした。そこで急遽特設会場を設けて、さらに120名入れるようにしましたが、そちらも完売。マスコミで事前告知がされなかったのにもかかわらず、これだけの人が集まったことに改めて驚きました。
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会議の冒頭のあいさつで私は、なぜこの会議をやるのかという話をしました。それは911事件によって対テロ戦争が始まり、イラクやアフガニスタンで毎日無実の市民が犠牲になっているからで、その根拠になっている911事件の隠されている事実を明るみに出すことで、対テロ戦争を一刻も早く止めたいから、と。そしてイラクで犠牲になっている子どもたちの写真を観てもらいました。
第1部は911ドキュメンタリ−上映会。先ず最初に、私たちが日本語版を制作して日本に紹介した『911ボーイングを捜せ』のダイジェスト版を観てもらいました。私がこの事件に疑問を持つようになったのはこの作品に出会ったからであり、『911テロ捏造』のベンジャミン・フルフォードさんにも影響を与えた作品でもあります。
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続いて、ReOpen911のジミー・ウォルターさんが制作した『コンフロンティング・ザ・エビデンス』の日本語版を30分観てもらい、次に、『ニューパールハーバー』『911委員会レポート:省略と歪曲』の著者デイヴィッド・レイグリフィンの講演とブリガムヤング大学のスティーブン・ジョーンズ教授の講演を森田玄の訳で聞いてもらいました。この訳は玄さんが訳して、会場に行く車の中で私がコンピュータに打ち込みました。(本当にぎりぎりまで作業していたのですよ!)
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そして、本邦初公開の『ルースチェンジ』。日本語版がまだ完成しなかったのですが、最初の1時間を観てもらいました。本当はDVDを参加者にプレゼントする予定でしたが、間に合わなかったので、後送することにして、みなさんに封筒に住所をお名前を書いていただきました(ごめんなさい)。
第2部はレセプションパーティー。ママドゥ・ローのジャンベでオープニング。海外ゲストを紹介しながら、一言ずつ話してもらいました。まずは成田から到着したばかりのジミー・ウォルターさんに一言。彼に出会ってなかったら、私はこの会議を開催しませんでした。彼の協力と励ましでここまで来ることができたのです。
続いて、ウィリアム・ロドリゲスさんと妻のエリザベスさんを紹介しました。彼はノースタワーの地下で大爆発を聞き、そのあと多くの人を救出して何度もタワーの中に危険を顧みずに戻っていき、逃げ遅れ、最後に瓦礫の中からっ救出されたヒーローです。彼の生の体験の話は、涙なしには聞けませんでした。通訳をしている私が途中で訳せなくなってしまうほどでした(見苦しくてごめんなさい)
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そして一部から来てくれていたローレン・モレさん。彼女はペンタゴンにあいた穴はクルーズミサイルによるもので、劣化ウランが使われていたはず、そのことをペンタゴンから16マイルに住む知人の医師のガイガーカウンターで確認してもらったことを話して、みんなを驚かせました。
飲食と歓談をしばらくして、それからデイヴ・ショウさんの解説で『911Eyewitness』を30分観ました(彼がもってきた100本のDVDは完売。希望者が多かったので、後にグローバルピースキャンペーンストアで買えるようにします)。 お食事も足りなかったので、100人分を追加注文しました。
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それから日本のゲストでマッド・アマノさんの登場。彼は新聞の一面広告を見せながら、今話題の『ワールドトレードセンター』や『ユナイテッド93便』の映画が完全なプロパガンダ映画であること、それの“よいしょ”解説をしている鳥越俊太郎さん、そして先日の911特集番組で政府発表を鵜呑みにしたお粗末な報道をしたTBSの筑紫哲也さんを批判しました。
初登場のリチャード・コシミズさんは「世界貿易センタービルは小型の水爆で倒壊した」という説でみんなを驚かせました。彼の情報源が何(誰)なのか私は知らないので真偽をどう確認して良いのかわからりません。ただ、彼と同じ説を言っている人はアメリカでも複数存在します(その一人が彼の情報源かもしれない)。ネット上で興味深い論戦を張っている人です。
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コンサートは、自給自足のミュージシャンZAKIの登場。共謀罪歌で一躍活動家となりましたが、本当は自然をテーマにしたバラードを歌うミュージシャン。後半はしっとり聞かせてくれました。
続いてオープニングで登場したママドゥ・ロー。まるで生き物のようにジャンベが自由自在になる様に驚きました。司会をしていなければ、もっと躍りたいところでした(体が勝手に動き出してしまった!)。
最後にニューフロンティアーズ −1。森田玄さんと瀬戸龍介さんらが60年代に結成したバンド。60年代のアメリカンフォークの反戦歌を中心に歌い、最後はママドゥも加わって、アフリカの曲で盛り上がって終わりました。
そして、いよいよ第3部のシンポジウム。パネリストは成澤宗男さん、ウィリアム・ロドリゲスさん、ローレン・モレさん、ベンジャミン・フルフォードさん、そしてジミー・ウォルターさん。会場は満席だったので、座席のない人々は床に座って最後まで聞いてくれました(私はそのことに一番感激しました)。どんなに疲れたでしょう。
成澤さんは週刊金曜日で当初から911事件に疑問を投げかけていたジャーナリストです。上司は「お前の言うことが本当ならニューヨークタイムズやワシントンポストが報道するはずだ」と言って、最初は取り合ってくれなかった、とか。それで徹底取材して書き上げたのが『911の謎』。わがGPCストアでも絶好調です。彼の立ち位置は私と似ていて、この事件を理由に戦争を始めて、毎日人殺しをしている、それに自衛隊まで加担していることが耐えられなくて、真相究明をしているのだ、ということでした。
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ウィリアムさんは、911事件の日にノースタワーの地下にいました。階下で大爆発音がして、体が上に突き上げられたこと、そのあと、何が上のほうでぶつかったこと(この間、6秒ぐらい)。マスターキーをもっていた彼は階段からあがって1階ごとに閉じ込められた人を救出し、最後に戻ろうとしたときにビルが崩れ落ちてきて、消防車の下に潜りこみました。その瞬間思ったのは母親のこと。僕のぐちゃぐちゃになった遺体を母親に観てほしくない、と祈ったそうです。
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彼は瓦礫の下に埋もれますが、たまたまそれをCNNとブラジルテレビが目撃していたために、4時間後に奇跡的に救出されます。それから彼は国民的英雄に祭り上げられ、ブッシュ大統領、上院、下院議員と会い、政治家になるトレーニングまで受けます(ヒスパニック系住民の票が欲しいため、彼は格好の逸材だった)が、それも彼が政府発表とは辻褄の合わない彼の体験を語り始めるまででした。
彼の生の証言は明日、衆議院第二議員会館第1会議室でも1時半から聞くことができます。参加希望者は1時すぎからロビーで通行証を配ります(先着100名まで)。
ローレン・モレさんはペンタゴンの周囲で通常の8倍から10倍の放射能が検出されたことから(彼女の知人の医師がガイガーカウンターで計測したのを確認)、ペンタゴンの3層の壁(合計2.7メートル)に丸い穴をあけたのはボーイングではなくてクルーズミサイルであり劣化ウランが使われていた、と報告。彼女の友人のダグ・ロッキーさんはペンタゴンの友人から15分後に「たった今ペンタゴンがクルーズミサイルで攻撃された」と電話を受け取っていることを報告しました。また世界貿易センタービルの周辺の空気汚染は酷く、住民は避難が必要だったのに、その事実をNY当局が隠して安全宣言をしたために、多くの住民が健康障害に陥っていることを指摘しました。「食べ物を支配する者が人々を支配し、エネルギーを支配する者が大陸を支配し、お金を支配する者が世界を支配する」との言葉を紹介しました。
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ベンジャミンさんは最初は陰謀説などまったく馬鹿げたことだと取り合いもしないかったのが、中丸薫さんの強い要請で『911ボーイングを捜せ』を観て驚き、1年かけて調査をして、911が陰謀であることを確信したので、日本の週刊誌に書き始めたそうです。日本の闇、やくざや政治家のことはよく知っていましたが、それをさらに操っているのがアメリカで、またそのアメリカを支配しているのが国際金融資本であることを伝えながら、日本はアメリカの奴隷ではなく、世界を救う役割があり、能力もあるのだから、がんばれ、世界中で毎日飢え死にしている子どもたちだって救えるし、環境だって守れるんだから、日本は役割を思い出せ、と檄を飛ばしました。
ジミー・ウォルターさんは私たちのグループを「私は世界中を旅して、講演しているが、このグループ(私たちわずかなボランティアでやっている911真相究明国際会議実行委員会のこと)が世界でもっともよく組織され、もっとも働き者のグループ」と褒めてくれました。自分が911事件の真相究明のために7億円の私財を投じてから、家には泥棒が入っても警察は調査すらしてくれず、路上で暴行を受けても何もしてくれず、車が破壊され、テレビで罵倒され、もうアメリカに住めなくなり、今は亡命中であることを話してくれました。真犯人をつきとめ、この不正な戦争を一刻も早く終わらせなくてはいけないことを主張し、日本はアメリカのいいなりになって憲法を変えてはいけない、憲法を守りなさい、と話しました。
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それから質疑応答は20分しか時間がなく、多くの人にアンケート用紙で質問をしてもらうことに。これからアンケートの集計とともに、質問をまとめなくてはいけません(すごく沢山の質問がきています)。
さて、明日のこともちょっと。
■ウィリアム・ロドリゲス来日、院内集会
ウィリアム・ロドリゲスさんが10月7日のために急遽来日することになりました。彼はあの日、世界貿易センタービルのノースタワーの地下で作業中に大爆発音を聞き、大やけどをした同僚を助けていたために逃げ遅れ、最後に瓦礫の中から救出されたヒーロです。
彼は1機目の飛行機がノースタワーに激突する前に爆発音を聞いており、アメリカ政府発表を根底から覆す体験をしえいる生き証人です。彼は死の脅迫にもめげずに、「亡くなった200人の仲間のために真実を広める」堅い決意をしております。
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