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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/10/08
http://www.asyura2.com/0610/war85/msg/468.html
投稿者 white 日時 2006 年 10 月 09 日 22:54:36: QYBiAyr6jr5Ac
 

(回答先: イラク・レジスタンス・レポート 2006/10/08 投稿者 white 日時 2006 年 10 月 09 日 22:10:43)

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/10/08

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107788567.html

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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
  編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
  webサイト
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
  編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
  イラク・レジスタンス・レポート(web)
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/10/09 (月)

        ※ きょう紹介する主な内容 ※

☆イラク・レジスタンス・レポート 10月8日付

◆ラマディ: レジスタンスが米軍装甲車を攻撃、5人死亡
◆サクラウィヤ: 米軍がブ・ハムダン部族の長を殺害
◆サクラウィヤ: 道路脇爆弾で米兵2人死亡
◆英紙: 米国はイラクの3分割承認に傾く
◆イサハキ: 米軍の食糧輸送隊をレジスタンスが待伏せ

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□イラク・レジスタンス・レポート 2006年10月8日 日曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Sunday, 8 October 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/1006/iraqiresistancereport_081006.htm

●バグダッド Baghdad

◆英紙: 米国はイラクの3分割承認に傾く
Sunday Times: US moving closer to open endorsement of three-state split

 ロンドンの新聞『サンデー・タイムズ』は、「身元の確かな情報提供者」が
次のように話したとレポートした−−ブッシュ大統領の承認を得て米国下院に
設けられた特別委員会は、ブッシュ一家の「旧知の友人」であるベーカー元国
務長官に率いられるが、イラクを3つの「高度な自治」地域に分割することを
勧告すると思われる、と。

 タイムズ紙は、治安部隊と傀儡(かいらい)政府の警察機構、シーア至上主
義の民兵、暗殺チームによる宗派主義の暴力がバグダッドのその他からスンニ
派を一掃しようとスンニ派住民の誘拐・拷問・殺害に拍車をかけているなかで、
元米国務長官ジェイムズ・ベーカーが共同議長をつとめるイラク研究グループ
が11月の下院選挙後に報告書を出す準備をしている、と報道した。

 このイギリスの新聞は、米・英占領軍と現地協力者によって火をつけられた
宗派主義の殺人が毎日100人の市民の命を奪っていると書いた。他方、米国
のジャーナリストであるボブ・ウッドワードによると、イラク・じれスタンス
による米占領軍への攻撃は平均して15分に1回という記録的な水準で推移し
ている。

 サンデー・タイムズは、レジスタンス活動が高まった結果、敗北とイラク撤
退に替わるものとして、あるいはイラク駐留を継続して犠牲を増やすだけの状
況に替わるものとして、ベーカー委員会はイラクをシーア、スンニ、クルドの
3地域に分割する構想にますます関心を持つようになった、と書いている。

 タイムズ紙はさらに、イラク分割は微妙な問題であることから、ベーカー委
員会は公然と「分割」を勧告するのでなく、統一を保つだけでシンボル的な権
力以外はすべて3つの地域に付与する「連邦制」を勧告するだろう、と書いて
いる。タイムズ紙の報道によると、ベーカーの計画では、バグダッドの傀儡政
権は外交と国境警備、石油収入の分配を「担当」するだけであり、しかもその
全部は実質的に「グリーンゾーン」に司令部を置くアメリカの占領体制によっ
て支配されることが予想される。

 2003年春のアメリカのイラク占領依頼、アメリカの政策は宗派および民
族の相異をことさらに騒ぎたて、イラク社会のさまざまな構成部分を相互に対
立させる方針を進めてきた。イラクにアメリカの支配を押しつけることができ
ないことがますます明らかになるにつれて、アメリカ当局はますますイラク分
割を促すようになり、イラクの全面分割という構想がアメリカの議員たちのあ
いだで魅力的なものとなってきたのだ。

 タイムズ紙は、ベーカー委員会に近い人物が示唆したこととして、イラク分
割はワシントンのイラク問題でアメリカが進めるこのとできる唯一の解決策だ
と語ったことを引用した。「クルドは既に効果としてみずからの領域を保有し
ている」とその人物は指摘し、「イラクの連邦制は1つの方針として進められ
ている」と結論した。

 タイムズ紙はまた、イラク人はいかに彼らがアメリカの分割政策を実行した
がっているかを描く作業を終えるだろう、とその人物が話していることを引用
した。タイムズ紙の引用によると、その人物は、「イラク人の課題は、どうや
ってその作業をやりとげるかである」と述べた。

 ベーカー(76歳)は1991年の第1次湾岸戦争時には国務長官を勤めた
ブッシュ一家の旧知の友人であり、彼は先週、「政策と人物について協議する
ために頻繁に大統領と会談した」と語った。

 宗教と民族にそったイラク分割策は、しばしばイラク「連邦」を樹立すると
いう言葉でカムフラージュされているが、アメリカとイスラエルの政治家が長
年あたためてきた計画で貫かれている。

 イラク分割のための戦略=アメリカ版は、2003年11月25日付のニュ
ーヨーク・タイムズ紙に掲載された、『The Three-State Solution』(3つの
国という解決策、米国外交委員会議長レスリー・ゲルブ筆)という記事で姿を
現した。同じ構想は過去にも繰り返されていて、2006年5月1日付のニュ
ーヨーク・タイムズに掲載されたゲルブと民主党上院議員ジョセフ・バイデン
による『Unity through Autonomy in Iraq』(イラクにおける自治と統一)と
いう記事のなかでは、「超党派の支持」を得た。

 これより前には、イラクのシーア派を他の部分から切り離すという構想はネ
オコン戦略の要点であり、アメリカ政府内のシオニストの高官であるリチャー
ド・パール、ダグラス・フェイス、デービッド・ウームザー、ポール・ウォル
フォビッツによって1996年に書かれイスラエル首相ネタニエフに提出され
た文書『A Clean Break』に概略が描かれた。その後、2000年には、アメリ
カの新世紀プロジェクトというネオコンの団体が『Clean Break』の基本にそっ
てアメリカの防衛再建政策を書いた。

 しかし、この時期よりも以前に、「イラクをシーア派国家、スンニ派国家に
分割し、クルドを分離する」という構想が、1982年6月2日付のハーレツ
紙上で、古参シオニストである軍事問題特派員ジーブ・シフによって提唱され
たが、それはシオニストの著述家オベド・イノンが自著『Strategy for Israel
in the 1980s』(1080年代イスラエルの戦略、1982年2月発行)のな
かで書いた分断・支配戦略の一部でもあった。(これは反シオニストの著述家
活動家であるイスラエル・シャハクによって翻訳され、広く手に入れることが
できる)

 イラク分割の結果がどうなるかは不確実だが、イランを強めることはないも
のの、その不確実さゆえにアメリカはイラク分割に都合のよい明瞭で一貫した
政策を採用するのを長期にためらってきた。結果として、「混沌に支配された」
状態がイラクをおおい、アメリカの占領政策は宗派と民族による分割をあおる
一方で、宗派主義の襲撃事件に参加するマフディ軍などのイラン系民兵に「や
りすぎ」そうになると、彼らをしょっちゅう攻撃するのである。

◇レジスタンスが内務省治安部隊の司令部を砲撃


●アンバル州 Al-Anbar Province

◆ラマディ: レジスタンスが米軍装甲車を攻撃、5人死亡
Resistance attacks US Bradley armored vehicle in ar-Ramadi

 現地時間で8日午前11時、バグダッド西方110キロに位置するラマディ
市の17通りを走っていた米軍のブラッドリー戦闘車両の近くで、イラク・レ
ジスタンスの大型地雷が爆発した−−イスラム・メモが同日午後1時6分(メ
ッカ時間)の速報で伝えた。

 イスラム・メモの通信員は、攻撃現場に近いアスバ・アン・ナフライン工場
の労働者の話として、地雷が爆発したあとレジスタンス戦士3人が戦闘車両に
発射して完全に破壊し、乗っていたアメリカ兵5人を殺した、とレポートした。


◇ハバニヤ: レジスタンスが米軍基地をミサイル攻撃
◇サクラウィヤ: 米軍がブ・ハムダン部族の長を殺害
◇サクラウィヤ: 道路脇爆弾で米兵2人死亡
◇ハディッサ: レジスタンスの爆弾が米軍パトロールを襲う
◇ヒート: レジスタンスが米軍司令部を砲撃


●サラハッディン州 Salah ad-Din Province

◆イサハキ: 米軍の食糧輸送隊をレジスタンスが待伏せ攻撃
Resistance ambushes American food convoy in al-Ishaqi

 8日午後、イサハキ市(バグダッドの北85キロに位置する)に駐留する米
軍に食料品を運んでいたトラック5台をレジスタンス勢力が焼き払った−−イ
スラム・メモが8日午後5時の速報で伝えた。

 イスラム・メモのティクリート通信員は目撃者の話として、レジスタンス戦
士が食料品その他を積んで米軍基地にむかうトラック8台の車列を待ち伏せ攻
撃した、とレポートした。

 目撃者たちは、この攻撃で5台のトラックが破壊され、運転手5人も死んだ
(1人はトルコ人、4人はアジア人)と語った。

 攻撃のあと、米軍は一帯を包囲し、レジスタンス戦士を捜してイサハキ周辺
の村で捜索をおこなった。だが彼らはなんの形跡も発見できなかった。

◇サマッラ: レジスタンスの爆弾で米兵2人死亡


●ディヤラ州 Diyala Province
◇ミクダディヤ: レジスタンスの車爆弾で米兵2人死亡

●ニネベ州 Ninwa Province
◇モスル: レジスタンス戦士がクルド分離主義者を射殺


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オリジナル(英字):
  http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
  英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html 
  メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
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