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2006-10-08
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2006/10/post_8f74.html
〔イラクから〕 「ハムダニアの虐殺」 軍事法廷で明るみに “身代わり”で殺されたハシムさん(52歳) 米兵が「処刑」
イラクのバグダッド近郊、ハムダニアでことし4月に起きた、住民虐殺事件の全容が、米軍の軍事法廷で明らかになった。
デイリー・ヨミウリが8日に報じたロイター電によると、虐殺の現場に居合わせた3等下士官(衛生兵)、メルソン・バコス被告(21歳)が軍事法廷で証言し、事件の真相がわかった。
それによると、バコス被告ら海兵隊員が、アググレーブ刑務所から脱走したテロリストだとして殺害したハシム・イブラヒーム・アワッドさん(52歳)は、実は海兵隊員が追っていた男の隣に、たまたま住んでいただけ。それに以外、何のかかわりもないのに、海兵隊員は腹いせにハシムさんを捕まえ、処刑スタイルで銃殺した。
主犯格の軍曹がハシムさんの頭に3発、もうひとりの海兵隊員が胸に7発から10発の弾を撃ち込んだ。
バコス被告はその場に居合わせたが、ハシムさんの解放を示唆しただけで、虐殺を見逃した。
海兵隊たちはハシムさんの家にあったAK−47ライフルを発射し、海兵隊に応戦したかのようにみせかていたほか、遺体のそばにシャベルを置き、路肩に爆弾を仕掛けようとしていた風を装っていた。
6日、カルフォルニア州のペンドルトン駐屯地で開かれた軍事法廷で、バコク被告に対して懲役10年の刑が言い渡されたが、司法取引により、同1年に減刑された。
ハシムさんには11人の子どもと4人のお孫さんがいた。
(大沼・注)
ふつうの若者たちが兵士としてイラクの戦場に送り込まれ、虐殺事件を引き起こした。その若者たちを軍事法廷で裁くというなら、ブッシュ政権は国際刑事裁判所で裁かれるべきである。
「ハムダニアの虐殺」の「主犯」どもは、ワシントンにいる。
上記で言及されているロイター電は次のものと思われる ⇒
Medic gets a year in prison in Iraqi's death(1)
http://today.reuters.com/news/articlenews.aspx?type=domesticNews&storyID=2006-10-07T004058Z_01_N06210903_RTRUKOC_0_US-IRAQ-MARINES-PLEA.xml&pageNumber=0&imageid=&cap=&sz=13&WTModLoc=NewsArt-C1-ArticlePage2
Medic gets a year in prison in Iraqi's death(2)
http://today.reuters.com/news/articlenews.aspx?type=domesticNews&storyID=2006-10-07T004058Z_01_N06210903_RTRUKOC_0_US-IRAQ-MARINES-PLEA.xml&pageNumber=1&imageid=&cap=&sz=13&WTModLoc=NewsArt-C1-ArticlePage1
Medic gets a year in prison in Iraqi's death(3)
http://today.reuters.com/news/articlenews.aspx?type=domesticNews&storyID=2006-10-07T004058Z_01_N06210903_RTRUKOC_0_US-IRAQ-MARINES-PLEA.xml&pageNumber=2&imageid=&cap=&sz=13&WTModLoc=NewsArt-C1-ArticlePage2