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□武装民兵との交戦で30人を殺害 イラク南部で駐留米軍と国軍 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2546595/detail
武装民兵との交戦で30人を殺害 イラク南部で駐留米軍と国軍
【アルジャジーラ特約8日】イラク駐留米軍とイラク国軍当局は、両軍部隊が8日、イラク南部の都市ディワニヤで、武装集団と交戦し、民兵側の30人を殺害したと発表した。両軍は交戦に伴い、ディワニヤに外出禁止令を出した。
交戦に巻き込まれた市民7人が重軽傷を負い、また、米軍の戦車1両が破壊されたが、米軍側に死者は出なかったという。
両軍当局によると、米軍とイラク軍はこの日、イスラム教シーア派民兵組織の指導者を拘束するため、ディワニヤに入ったところ、武将民兵から銃撃を受けたという。この同派民兵指導者は今年8月に起きた戦闘で、イラク軍兵士を殺害したとされる。
両軍は声明を発表、その中で「両軍部隊は交戦の結果、約30人のテロリストを殺害するとともに、”高い価値を持つ標的”を拘束した」と明らかにした。
イラク軍当局者によると、拘束されたのはシーア派反米指導者サドル師の民兵組織「マハディ軍」の地区司令官、キファハ・グライティ容疑者という。ディワニヤは「マハディ軍」の拠点のひとつとされている。
また、同当局者によると、米軍とイラク軍部隊は「マハディ軍」のデイワニヤ司令官、グライティの自宅を急襲したのを機に、交戦が始まったという。
これに対しサドル師事務所の関係者は匿名を条件に、「米軍は先の合意でディワニヤ中心部には侵入しないと約束していた。だが、米軍は今日、部隊を侵入させ、武装集団と衝突した。これは合意を破る行為だ。しかし、サドル師はわれわれにディワニヤで米軍との戦闘を禁じている」と述べた。
米軍当局者は戦車1両が破壊されたと認めた。米軍は戦闘開始とともに、ディワニヤに入る道路を封鎖し、武装集団への増援を阻止した。
ディワニヤは首都バグダッドの南方約130キロにあり、同市では今年8月、「マハディ軍」とイラク軍部隊との間で激戦が展開された。この戦闘でイラク軍兵士23人、「マハディ軍」民兵50人がそれぞれ死亡した。
一方、イラク警察によると、バグダッドでは8日までの24時間内で、身元不明の遺体51体が発見、収容された。
また、バグダッド北西部では8日、米軍のパトロール部隊が武装勢力に襲撃され、同軍兵士1人が死亡した。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年10月09日00時12分