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http://la-news.cocolog-nifty.com/lanews/2006/10/3379_cd3f.html から転載。
2006/10/08
3379大統領候補者のテレビ討論、エクアドル(061006)
10月15日に行われるエクアドル大統領選の主要候補者4人によるテレビ討論会が行われ、それぞれのイデオロギーの差が明らかになった。
参加したのは、左派のラファエル・コレア、富豪のアルバロ・ノボア、民主社会主義のレオン・ロルドス、キリスト教社会主義のシンシア・ビテリで、それぞれの政策を発表し、意見を戦わせた。
論戦で最も攻撃を受けたのはコレアで、各種の世論調査では40%の支持を得て、二位の候補者に少なくとも10%の差を付けており、投票数の40%以上で当選との規定で、第一回投票で当選する勢い。
第二回目の投票になった場合は、11月26日に行われる。
今年、ラテンアメリカの各国で行われた選挙と同様、エクアドルでも候補者の政策には大きな差がある。
コレアは、ウーゴ・チャベス大統領やエボ・モラレス大統領に言及し、「この地域の新たな流れを代表する。」として反米政策を前面に出している。
米国との自由貿易協定の交渉も行わず、この国を支配しているドル経済も廃棄するとしている。
一方、バナナ事業者のノボアは、ドル経済を維持し、キューバやベネズエラとの関係を持たないと主張する。
ロルドは腐敗退治、唯一の女性候補者ビテリはドル経済化を訴えた。
大統領の任期が4年のエクアドルは、この10年間政治危機にあり、現在のアルフレド・パラシオ大統領は、1996年以降で7人目の大統領である。
<写真左:コレア(左)とノボア(右)は全く対立する政策、写真右:ロルド(左)とビテリ(右)>