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□トラック使った自爆テロで14人死亡 イラク北部タルアファル [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2543202/detail
トラック使った自爆テロで14人死亡 イラク北部タルアファル
【アルジャジーラ特約7日】イラク北部モスルの警察当局者によると、同北部タルアファルで7日、トラックを使った自爆テロ事件があり、少なくても14人が死亡、13人が負傷した。
それによると、首都バグダッドの北西約420キロにあるタルアファルで同日午前8時45分(現地時間)ごろ、爆発物を積んだトラックがイラク国軍部隊が検問所に使っている民家の壁に突っ込み、爆発した。
このテロで死亡した14人のうち4人が国軍兵士で、残り10人は一般市民だった。
目撃者がアルジャジーラに語ったところによると、現場には救急車が急行し、負傷者のうち兵士たちを収容し、近くの国軍基地に搬送したという。
今年3月、ブッシュ米大統領は米軍主導で実施した前年の対アルカイダ掃討作戦により、治安回復と復興を成し遂げた好例としてタルアファルを取り上げ、賞賛した。
しかし、その後、今年8月中にはタルアファルで自爆テロが起き、少なくとも17人が死亡した。今回のテロはそれに続くもので、米大統領の賞賛の言葉とは逆に、タルアファルでは治安悪化が進行している。
また、バグダッドの南約50キロにあるイスカンダリヤでもこの日の早朝、迫撃砲弾が民家を直撃し、2人が死亡、4人が負傷した。
同国軍および駐留米軍の兵士5万人以上が現在、バグダッド周辺で「共に前進作戦」を展開、イスラム教宗派間の抗争撲滅を進めている。
一方、イラク警察と国軍部隊はこの日、北部キルクークで、住民を対象にした武器狩り作戦を実施した。同部隊は住民に自宅から表に出るよう命じ、その上で各住宅内を捜索、武器の押収を行った。
バグダッドの北約250キロに位置し、油田を持つキルクークはアラブ人、クルド人、トルクメン人ら多民族が住む街で、特に最近、反政府活動が活発化している。
キルクーク警察本部のシルコ・シャキル本部長は、この作戦に先立ち、同市に夜間外出禁止令を発令したと言明した。
同本部長はさらに、「今回の作戦はキルクークでの治安回復が目的で、反政府活動を抑え込むまで徹底的に行う」との方針を強調した。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年10月08日02時12分