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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/10/05
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107782306.html
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/10/07 (土)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 10月5日付
◆ラマディでレジスタンスが攻勢、全検問所に一斉攻撃
◆ハディッサ: レジスタンスの車爆弾で米兵10人死亡
◇ハディッサ: この1年で最も激しい戦闘勃発
◆ファルージャ: 米兵が一般女性を射殺
◇バグダーディ: レジスタンスの爆弾で米兵4人死亡
◆バグダーディ: 基地周辺でレジスタンスと傀儡軍が衝突
◇ライスを歓迎、レジスタンスが国際空港にミサイル
◆イサハキ: レジスタンスの爆弾で米兵4人死亡
◆軍の車両に乗って親米派民兵が村を襲撃・略奪
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□イラク・レジスタンス・レポート 2006年10月5日 木曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Thursday, 5 October 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/1006/iraqiresistancereport_051006.htm
●アンバル州 Al-Anbar Province
◆ラマディでレジスタンスが攻勢、全検問所に一斉攻撃
Resistance launches offensive in ar-Ramadi.
Organized simultaneous attack targets all US checkpoints
先ほど、現地時間で5日午後1時30分、バグダッドの西110キロに位置す
るラマディでは、イラク・レジスタンス勢力が市内すべての米軍検問所に組織的
な一斉攻撃を展開した−−イスラム・メモが5日午後2時45分(メッカ時間)
の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員は目撃者の話として、今回の攻撃では、4ヶ所の米軍
検問所が完全に焼き払われ、そこに詰めていた兵士が殺された。攻撃された検問
所はマルアブ地区、マアリ通り、スフィヤおよびムアリミン地域、20通りに配
置されたもの。
目撃者たちは、レジスタンスが州庁舎ビルを迫撃弾で砲撃した時、検問所を炎
が包み、濃い煙が上空にたなびいていたと報告した。
イスラム・メモは同日午後7時20分の速報において、イラク・レジスタンス
勢力がアメリカ軍に大がかりな攻撃を展開したあと、今、米軍は現地司令部にし
ていたラマディにある州庁舎ビルと隣接のビルから撤退しつつある、とレポート
した。
イスラム・メモの通信員はイラク軍関係者の話として、米海兵隊は市内中心部
の主要拠点としてきたビルから姿を消し、ワッラル基地と呼ばれる市西方の米軍
基地に撤退中だ、とレポートした。
レジスタンスは最近の数日、市内にいるアメリカ兵への攻撃を増しており、5
日にはラマディじゅうの米軍検問所を攻撃し、州庁舎ビルを9発のロケットで爆
破した。
通信員によると、ラマダーンの月にはイスラム教徒がその日の断食を終える日
没後の時間帯を利用して、アメリカ兵は市中心部からの撤退を完了したという。
おそらく、米軍は州行政の中心と付属する部局をハバニヤ市のCCと呼ばれる
地区に移動させたものと思われる。バグダッドの西方70キロに位置するハバ
ニヤにも大規模な米軍基地があり、CCは2003年春の米軍侵攻前はイラク空
軍部隊が宿営していた。
5日の犠牲者の規模について、傀儡イラク軍の関係者は、レジスタタンスの攻
撃で米海兵隊員11人と傀儡イラク軍23人以上が死傷した、と述べた。
関連ニュースでは、米兵がニューヨーク・タイムズの現地特派員ウィサム・ア
ッ・ドレイミを逮捕した、とイスラム・メモが明かした。彼が別の外人特派員と
一緒にラマディでの進行状況を報道しているからという理由で。
同5日午後7時44分の速報では、米軍がこの日夕方、拡声器付き車両をラマ
ディ市内に走らせ、今ではありきたりのことになっているが、夜間外出禁止令を
放送してまわった、と、イスラム・メモが伝えた。
目撃者は、アメリカ軍の車両がラマディ市内の3つの地区に乗り入れ、繰り返
し、大通り沿いに並ぶ住宅ビルに銃撃した、と報告した。
同通信員は、現地の人々は米軍が甚大な損害を受けるたびに、このようにヒス
テリックなアメリカ兵の行動をしょっちゅう体験してきた、とレポートした。さ
らに同通信員は、アメリカ兵のなかにはさまざまなアラブ諸国出身の非イスラム
教徒が米軍に従軍していることがあると指摘した。多くは、金目当てだったりア
メリカへの永住権を獲得するために、海兵隊に兵士として加わったり通訳として
契約しており、一部の者は米軍の手先としてさまざまな宗教グループの計画を成
就させようとしている。
◆ハディッサ: レジスタンスの車爆弾で米兵10人死亡
Ten US troops reported killed in Resistance car bombing in al-Haditha
つい先ほど、ハンビー2台に先導されてハディッサ中心部のアスカリ地区を進
んでいた徒歩の米軍パトロール部隊の列に、イラク・レジスタンスの自爆戦士が
爆発物を積んだ車で突っこんだ−−イスラム・メモが5日午後9時2分(メッカ
時間)の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員は目撃者の話として、米兵10人以上がこの爆発で死
んだ、とレポートした。
記事を送る時点で、米軍兵士が一帯全域を包囲している。米軍ヘリも現場に飛
来し、死亡したアメリカ兵の遺体と負傷兵を回収している。同通信員は、ムジャ
ヒディン評議会がこの攻撃を遂行したと表明していると報じた。
◆ハディッサ: この1年で最も激しい戦闘勃発
Heaviest fighting in a year rages in al-Hadithah
バグダッドの北西220キロに位置するハディッサにおいて、この1年で最も
激しい戦闘がレジスタンス戦士と米兵のあいだに発生している−−イスラム・メ
モが5日午後3時39分の速報で伝えた。
イスラム・メモのハディッサ通信員によると、戦闘はシュルタ、ハクラニヤ、
スバニヤ、ルンマナ、ウルワト・アッ・サマク、旧市場の各地区で続いている。
戦闘現場の路上では、多くのアメリカ兵が死亡ないし負傷しており、イラクでは
かつて見られなかった状況だ、と同通信員はレポートした。残骸となった米軍車
両が、レジスタンス戦士による「アラーフ・アクバル!!」の声がこだまする通
りのあちこちに散らばっている。この戦闘ではあらゆる種類の兵器が使われた。
通信員は戦闘がまだエスカレートしていると指摘した。
◇ハディッサ近郊: 2つの村を米軍が包囲
◇ヒート: レジスタンスの爆弾で米兵死亡
◆ファルージャ: 米兵が一般女性を射殺
US troops open fire on civilians, killing one woman
米軍兵士がファルージャで女性1人を射殺し、男性1人を負傷させた−−イス
ラム・メモが5日午後2時18分の速報で伝えた。
ファルージャ警察関係者の話では、米軍パトロール兵がファルージャ中心部に
あるアル・ハドラ・アル・ムハンマディヤ・モスク近くの地元住民に無差別に発
砲した。彼らは自分たちが進む路上から人々を一掃しようとしたのだ。
その情報提供者は、アメリカ兵の銃撃で1人の女性が重傷を負い、彼女は病院
に到着したあと死亡が確認された。負傷した男性は無事に病院に運ばれ、回復に
むかっていると報じられた。
◇ファルージャ: レジスタンスの爆弾で米兵死亡
◇バグダーディ: 警察幹部9人がロケット攻撃で死亡
◆バグダーディ: レジスタンスの爆弾で米兵4人死亡
Four US troops reported killed in Resistance bomb explosion in al-Baghdadi
イスラム・メモは5日午後2時40分の速報で、バグダッドの西200キロに
位置するバグダーディにおいて、イラク・レジスタンスの爆弾が米軍車列そばで
爆発した、と伝えた。
イスラム・メモのバグダーディ通信員はカディシヤ地区のモスクで礼拝してい
た目撃者の話として、道路脇に仕掛けられていた爆弾が破裂し、米軍装甲車が完
全に破壊された、とレポートした。この装甲車は5日の明け方、その地域を通行
中の車列に加わっていた。
目撃者によると、この爆発で4人の米兵が即死した。
◆バグダーディ: レジスタンスが傀儡軍が交戦、
米軍アイン・アル・アサド基地の居住区で
Resistance fighters battle Iraqi puppet forces
in residential area of ‘Ayn al-Asad base in al-Baghdadi
5日明け方、バグダッド北西200キロに位置するアル・バグダーディ地域で
、イラク・レジスタンス戦士が傀儡イラク軍の「国家警護隊」および傀儡警察と
激しく交戦した−−イスラム・メモが5日午後1時20分の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員によると、米軍とイラク軍が合同で占拠するアイン・
アル・アサド基地周辺で戦闘が発生した。目撃者の話では、レジスタンス戦士は
パイプ・ロケット、ミサイル、軽・中量兵器と手榴弾で基地の居住区に通じる門
を襲撃したという。レジスタンス戦士は基地内にも入りこみ、10人以上の傀儡
軍兵士と「国家警護隊」を殺した。さらに傀儡兵数十人が負傷した。
目撃者たちは、戦闘が2時間以上にわたり、アメリカ兵は参戦しなかったこと
を確認した。レジスタンス勢力は居住区内にいた警察の高級幹部を殺したが、そ
れは傀儡警察の本部長か副官かは不明である。
◆ライスを歓迎、レジスタンスが国際空港にミサイル
Resistance blasts Saddam International Airport with barrage, greeting
Condoleezza Rice to occupied Iraq
イスラム・メモは5日午後1時46分の速報で、今、イラク・レジスタンスが
サダム国際空港を強力なグラッド・ミサイルで攻撃している、と伝えた。
イスラム・メモのバグダッド通信員は目撃者の話として、米軍が占拠しイラク
最大の基地にしているバグダッド郊外のサダム空港に、グラッド・ミサイルが降
り注いでいるとレポートした。サダム国際空港は外国の高官がイラクに出入りす
るさいの中心的空港になっている。
レジスタンスはバグダッド市内からミサイル攻撃をおこなった。空港内の米軍
基地は厳重警護地域であるため、この攻撃で受けた損害と犠牲者について確かな
情報は入ってないが、煙の柱が空港内から立ちのぼっているのを確認することが
できた。
イスラム・メモは午後5時50分の速報で、イラク傀儡政府の高官がライス米
国務長官のバグダッド訪問を発表した、と報じた。
AP通信の報道によると、マコーマック米国務省広報官は、迫撃弾ないしはロ
ケット弾(米国発表)がサダム国際空港で炸裂したため、ライス一行を乗せた米
軍輸送機のバグダッド到着が35分遅れた、と報道陣に語った。
ロイター通信は、ライスはアメリカが支配する「イラク政府」のマリキ首相を
含む傀儡政府高官と会談する、と報じた。
◇バグダッド近郊、米軍空襲で一般市民15人死亡
◇南バグダッド: レジスタンスの爆弾が傀儡軍車列を破壊
◇ロケット弾がスンニ派居住地で炸裂
●サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◆イサハキ: レジスタンスの爆弾で米兵4人死亡
Four US troops reported killed in Resistance bombing in al-Ishaqi
イラク・レジスタンスの爆弾が4日、バグダッドの北85キロのイスハキ地区
をパトロールする米軍部隊のそばで破裂した−−イスラム・メモは5日午後12
時50分の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員は目撃者の話として、道路脇に埋設させていた爆弾が
米軍装甲車の近くで破裂し、完全に破壊した、とレポートした。乗っていた米兵
(少なくとも4人)は爆発で死亡したと目撃者が語った。また、アメリカ軍は救
出と死んだ兵士を搬送するためにヘリを呼び寄せた。
●ディヤラ州 Diyala Province
◆軍の車両に乗って親米派民兵が村を襲撃・略奪
Pro-American sectarian militiamen driving puppet army vehicles raid, rob
village
親米シーア派の民兵60人以上がイラク傀儡軍の車両に乗って、バグダッドの
北東40キロに位置するハン・バニ・サド地区のシェイク村を襲撃した−−イス
ラム・メモが5日正午の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員は目撃者の証言として、民兵の指揮官が公式の「捜索
がおこなわれるように」、家から出て村外れに行くよう村人に告げた、とレポー
トした。
しかし村の住人が家から離れると、とたんに民兵が「捜索」中の家屋から金銭
、金製品と宝石、電化製品、その他の家財道具を家から盗みだした。
強盗だけでは飽きたりない親米武装集団は10軒の民家を選んで爆発物を仕掛
けて吹き飛ばし、すべてを燃やした。民家を爆破した理由は連中がやった盗難と
略奪のあとを隠すための下手な細工に違いない、と、村人は考えている。
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オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
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