★阿修羅♪ > 戦争85 > 334.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=IBR&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006100701000194
集束爆弾の被害対策に着手 米、274億円の資金支援
【ワシントン6日共同】米政府は、レバノン南部でイスラエル軍が使用したクラスター(集束)爆弾の大量の不発弾が放置され、死傷者が出ている問題で、2億3000万ドル(約274億円)の資金支援を開始するなど対策に乗り出した。ペリーノ大統領副報道官が6日の記者会見で明らかにした。
クラスター爆弾は1つの爆弾の中に収納された多数の子爆弾が不発弾として残り、危険性を知らずに触れた子供たちが死傷する例も多い。先のジュネーブ軍縮会議でもこの問題が取り上げられるなど批判が高まる中、米国は、イスラエルにこの爆弾を供与している立場から、事態の収拾に動きだした。
副報道官は会見で、可能な支援策を調査するため、米企業の代表5人を現地に派遣したと表明。子爆弾の回収、処理に向けた調査とみられる。
6日付の米紙ニューヨーク・タイムズによると、国連当局者は、レバノン南部で放置されたままの子爆弾は推計100万発に及んでいると指摘。このうち処理されたのは4500発にすぎず、地元当局者は、これまでに18人が死亡、109人が重傷を負ったとしている。
米軍はイラク戦争などでクラスター爆弾を多用し、国際社会からの批判を浴びていた。