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(回答先: サウジアラビアのファイサル外相/ライス国務長官・・・ ハマス(イラン)は、暴力を放棄せよ 【中国国際放送局】 投稿者 hou 日時 2006 年 10 月 06 日 23:00:11)
サウジの国民は親米王族政府をどう見ているのでしょうか?
あまり期待はできそうにもないですね。
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http://tanakanews.com/f0426saudi.htm
サウジ滞在記(3)911の功罪
2005年4月26日 田中 宇
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報道管制がサウジ人の軽信のもと
しかしその一方で私が強く感じたのは、サウジにはきちんとした報道機関の体制がないため、テロの背景が検証されず、アメリカの報道が鵜呑みにされてしまっているということである。当局は都合のいいことしか発表せず、マスコミも発表されたこと以上のことをあまり詮索しない体制になっている。
サウジでは、国内で銃撃戦や爆破事件が起きても、その背景や犯人像について詳細に報じられることが少ない。日本で地下鉄サリン事件が起きた後、膨大な量の報道がなされたのとは対照的であ。サウジの人々は、大事件が起きても背景や犯人像が分からないままであることに慣れている。
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http://ch06683.kitaguni.tv/e293150.html
2006年09月13日
アラブの王様は大変だ
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第一に、そもそも宗教国家であることに対する一般国民の反感がある。
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第二に、一方の宗教保守層からは、サウジ王家は親米の度が過ぎるとの批判がある。
アメリカにとってみれば、サウジアラビアは、あらゆる中東政策の鍵である。アフガニスタンやイラク、あるいはレバノンやパレスチナが、どれだけアメリカの思い通りになろうとも、サウジに反米政権が立てばアメリカの負けなのだ。逆に言えば、中東にどれだけ反米感情が渦巻こうとも、サウジの親米政権が続く限りにおいては、アメリカの勝ち、だとも言える。だからこそ、サウジは中東のあらゆる紛争に無関係ではいられない。
第三に国内に住むシーア派の存在がある。サウジアラビアにおけるシーア派は人口比一割程度の少数派であるが、彼らは油田地帯である東部沿岸に集中している。シーア派が多数を占める地域が独立もしくは自治権を主張すれば、残るのは不毛の砂漠だけである。
絶対王政国家サウジアラビアにも、確実に変化は起きている。
変革を求める声が聞こえにくいのは、決してその数が少ないからではない。宗教的な保守強硬派の主張が、しばしばテロリズムを伴っているからに過ぎない。