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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/09/27
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107771735.html
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/10/04 (水)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 9月27日付
◆封鎖されたハディッサ住民が世界に封鎖解除を訴える
◆米軍がラマディ近郊スフィヤ村に激しい砲撃
◆米軍がラマディ空襲、市民5人死亡、4人負傷
◆イラク分割の策動、スンニ住民25人の遺体
◆バクーバ: アメリカ兵が8人家族を殺害
◆キルクーク: クルド当局の保護下で働くイスラエル機関
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□イラク・レジスタンス・レポート 2006年9月27日 水曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Wednesday, 27 September 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0906/iraqiresistancereport_270906.htm
●アンバル州 Al-Anbar Province
◆封鎖されたハディッサ住民が世界に封鎖解除を訴える
Residents of locked-down city of al-Hadithah appeal to world
to break US blockade
イスラム・メモは27日午後12時40分の速報で、レジスタンス戦士を捜
すという口実のもとに、3日連続して米軍はイラク北西部に位置するハディッ
サ市を封鎖した、と伝えた。閉じこめられた市の住民は、特にイスラム教徒が
ラマダンに入るときに、「十字軍の封鎖」を破るのを助けてほしいと訴えた。
イスラム・メモのハディッサ通信員はイラク国家警護隊関係者の話として、
3日間、全市の出入り口が封鎖された、とレポートした。3日前に発令された
外出禁止令は今なお有効で、市民を自宅に閉じこめ、車両であれ歩行者であれ
通行が禁止されている。
米軍は「武装勢力の疑いある者」(=イラク・レジスタンスを意味する)を
捜して市内全域を捜索しており、市内では実際に「治安措置」が強化されてい
る。
アメリカ軍のハディッサ封鎖は、この地域でレジスタンスの米軍攻撃が増え
たことにともなっている。
ハディッサ住民の側では、良識ある人々に、「十字軍の封鎖」を破るよう働
きかけることを訴えた。現地住民は日常の必需品と手に入れるにも、聖なる月
(ラマダーン)を祝うにも多くの困難に直面している。
◆外で食べ物を捜していたイラク人老女を米軍が射殺
US troops gun down elderly Iraqi woman as she rummages
60歳のイラク人女性が難民となった家族の食べ物を近くのゴミ捨て場で捜
していたところ、米軍が彼女を射殺した−−イスラム・メモが27日午後5時
の速報で伝えた。
イスラム・メモのラマディ通信員は、米軍のパトロール兵が老女を殺したが、
彼女はシーア派民兵が暴れるために難民化したスンニ派住民であり、シーア派
民兵の横暴はアンバル州の南部と東部でアメリカ軍が見ているときにおこなわ
れている、とレポートした。アメリカ兵は彼女がパトロールの経路に爆弾を仕
掛けていると考えたようで、銃を彼女の頭に突きつけ、4発の銃弾を発射し即
死だった。
同通信員によると、この女性は他の3人の家族と一緒に、殺された場所から
そう遠くない廃校になった校舎に住んでいた。
彼女は盲目の夫、1年前にシーア派の夫と離婚した娘、その娘の子どもアハ
マドと一緒に生きてきた。アハマドは、祖母ウム・ガイブは家族の食べ物を探
しにゴミ捨て場に出かけた、と説明した。少年の話では、地元モスクの導師が
毎日、彼らに食料をくれていたが、米軍がこの地域で掃討作戦を始め大量拘束
をしたので、導師は最近ラマディから避難することになったという。
◆米軍がラマディ近郊スフィヤ村に激しい砲撃
US blasts as-Sufiyah village area with heavy artillery
バグダッドの西110キロに位置するラマディ市の東スフィヤ地区を米軍が
2日連続で砲撃した−−イスラム・メモが27日午後12時20分の速報で伝
えた。
イスラム・メモのラマディ通信員はスフィヤ在住の目撃者の話として、スフ
ィヤ村を通過する米軍をレジスタンスが攻撃したことへの報復に、米軍ハバニ
ヤ基地所属の重砲部隊が27日朝、スフィヤ村を砲撃した、とレポートした。
残忍なアメリカ軍の砲撃で村人5人が死亡し(女性と子どもを含む)、数十
人が負傷した。おびただしい家屋も破壊された。
◆米軍がラマディ空襲、市民5人死亡、4人負傷
US air strike north of ar-Ramadi kills five civilians, wounds four more
イスラム・メモは27日午前11時57分の速報で、米軍の戦闘爆撃機がラ
マディの北、ブ・イサハ地区を空襲し、市民5人を殺し、4人に重傷を負わせ
た、と伝えた。
ラマディ総合病院の関係者は、死傷者の大部分が女性と子どもだったと話し
た−−イスラム・メモの通信員が報じた。
◇ハリディヤ: 米兵が警告なしに住民の家屋を奪う
◇ファルージャ: 米海兵隊が民家を急襲、5人を連行
◇ファルージャ: 米軍基地にミサイル攻撃
◇アブグレイブ: レジスタンスの爆弾で米兵負傷
●バグダッド Baghdad
◆イラク分割の策動、スンニ住民25人の遺体
As effort to split Iraq, the bodies of 25 more Sunni Iraqis found
イラク傀儡(かいらい)警察は27日、バグダッド市内のさまざまな場所で、
殺害されて捨てられたスンニ派イラク人25人の遺体を発見した−−イスラム
・メモが27日午後4時12分の速報で伝えた。
イスラム・メモのバグダッド通信員は、ある病院の医療関係者が、シーア派
居住地でありマフディ軍の武装集団が拠点にしているシュラー地区の傀儡警察
が13人のスンニ派住民の遺体を発見したと語った、とレポートした。発見さ
れたなかの1つの遺体はアハマド・ワリド・アル・カイシ師であり、彼は舌の
一部を切り取られて殺されていた。
その情報提供者は、13人の遺体が発見されて1時間後、サリフ地区の傀儡
警察が26日夜にマフディ軍によってモスクから誘拐されたスンニ派聖職者3
人の遺体を発見した、と話した。
他方、学生と政府職員を含むスンニ派住民7人の遺体が、全員シーア派民兵
に射殺され、市内の法医学病院に運びこまれた。
●ディヤラ州 Diyala Province
◆バクーバ: アメリカ兵が8人家族を殺害
American troops reportedly murder family of eight
西側メディアの報道とは違って、米占領軍は27日の明け方、バグダッドの
北東65キロにあるバクーバ市内で1家族8人を殺害した−−イスラム・メモ
が27日午後12時10分の速報で伝えた。
イスラム・メモのバクーバ通信員は、現地時間で27日午前4時15分、
人々が断食前最後の軽い食事を準備するのに忙しいとき、米軍部隊がバニ・ザ
イド村カツン地区に済む8人家族(男性5人、女性3人)の自宅に押し入った、
とレポートした。アメリカ兵は女性は調理場で、男性は家の庭で、8人全員を
処刑した。
イスラム・メモの通信員は、迫撃弾がその民家を直撃したと伝えたロイター
通信ほか西側およびアラブの通信社の報道内容を否定した。同通信員は、レジ
スタンスがアメリカ軍パトロール部隊を襲った15分後に、米軍がその家を襲
撃して8人が殺された、と述べた。レジスタンスの攻撃が米兵による襲撃の引
き金となり、家にいた全員が殺された。通信員は、建物には何も損害がなく、
庭や近隣にも迫撃弾が破裂した徴候は見られなかった。シーア派であるロイタ
ー通信の記者はアメリカ兵の責任を免除するために事実を歪曲し、レジスタン
スを狙った迫撃弾によって死んだとする作り話を発表した。
◇マダイン: 爆弾を積んだバイクで傀儡警察3人を殺す
●バビル州 Babil Province
◇マフムディヤ: レジスタンスの爆弾が農業省の車列を襲う
●タミン州 At-Ta’mim Province
◆キルクーク: クルド当局の保護下で働くイスラエル機関に関心が高まる
Concern grows in Kirkuk over activity of “Israeli” organizations operating
under the protection of Kurdish separatist authorities
イラク北部の都市キルクークでは、親米クルド分離主義者のクルド当局に保
護されて活動するイスラエル機関の性格と規模に警戒が高まっている。
キルクーク発27日付のクドス・プレスは、レジスタンス組織に近いイラク
人の情報提供者が観察してきたところによると、キルクーク市内にはさまざま
な目的で動いている40近い組織・機関があるが、「そのうちのいくつかはイ
スラエルの機関である」とレポートした。イラク人のレジスタンス・グループ
は、それらの機関はスパイ活動やポルノ販売、見境のないセックス、人口統計
の偽装工作など多種多様な分野で働いている。
その情報提供者はクドス・プレストの独占インタビューにおいて、彼らは特
定のならず者集団に支援と資金援助をおこなうことによって、キルクークで民
族的あるいは宗教的に排他的で盲従的な傾向をあおりあげようとしているとい
う文書で証明された情報を入手した、と述べた。彼らは産油都市からアラブ人
とトルクメン人を追いだそうとしており、キルクークは公式にはアメリカが後
押しするクルディスタン地方に含まれないのに、クルド分離主義者はキルクー
クを併合しようと強弁している。
シオニストの機関は、市内の人口構成を変えてクルド人の比率を増やす目的
から、キルクークへの移住を望むクルド人に援助を与えるほかに、アラブ人と
トルクメン人にはキルクークから出て行くのをあおっている。
レジスタンス組織はこれらシオニストの組織とその活動を過去何ヶ月にもわ
たって観察してきており、将来、これに対する行動を起こす計画を立てている
−−先述の情報提供者がクドス・プレスに語った。
◇レジスタンスの迫撃弾が傀儡軍の検問所に命中
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オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
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メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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