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http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2710678/detail
中間選挙に大敗したブッシュは、政権内からイラク戦争などの強硬路線を引っ張ってきたネオコン(新保守主義者)を追い出さざるを得なくなっている。
すでにイラク泥沼の責任を取らせるためにラムズフェルド国防長官を更迭したが、「次のクビはボルトン国連大使」ともっぱらである。
昨年8月、国務次官から国連大使になったボルトンだが、その大使の椅子も実は“暫定”である。「事務総長室のある国連本部の10階がなくなっても大した変わりはない」と公言していたボルトンの国連大使就任には、議会から猛反発があったため、ブッシュは議会承認がいらない「閉会中任命」している。上下院とも民主党が制した議会でボルトンが承認される可能性はゼロになった。
「アフガン、イラク戦争を強行したネオコングループですが、ラムズフェルドが更迭。すでにウルフォウィッツ国防副長官が世界銀行総裁に転出、リチャード・パール国防政策委員長は民間にとホワイトハウスから去っている。残るチェイニー副大統領は中間選挙中、サウスダコタでカモ狩りをしていて、ブッシュはアテにしていないという状況です」(関係者)
ブッシュは、抜き差しならないイラクを国連に押し付けるためにボルトンを送り込んだものの、こちらも風前のともしび。手足をもぎ取られたブッシュはこの先2年をどうしのぐのか。
【2006年11月10日掲載】