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http://video.google.com/videoplay?docid=8119854514684528700&q=griffin
この人はできれば隠居してのんびり暮らしたいに違いないが(大学教授で退官したのだから十分な年金ももらえる身分のはずだ)、何故ここまで精力的に世界中を駆けめぐって人々に訴え続けるのか、このビデオを見るとその動機がよく分かる。彼は知恵遅れのネオコンが真剣に検討している核戦争戦略について本気で心配しているのである。講義の最後のところで「核の冬」による環境破壊の懸念が彼を突き動かしている動機の一つであることが明かされる。グリフィン教授の講義ビデオの中でも映像・音声が最も明瞭で必見である。
ネオコンというのは前にも言ったが、「ふりちんでタイムズスクエアを歩くいい男(女もいるが)」だけならまだしも、「タイムズスクエアにしゃがみ込んで平気で糞を垂れるような恥知らずな異常者集団」であり、このまま放置しておくと世界がネオコンの臭い糞で埋まってしまう恐れがある。糞なら鼻をつまめばすむが、水爆や劣化ウラン弾ではそうもいかない。グリフィン教授の心配はもっともなことで、この人は軽妙な感覚で話してはいるが、おそらく命を狙われることも覚悟の上で地球を救おうとしているのであろう。全く立派としかいいようがない。