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□ジュバ: バグダッドのスナイパー [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20061110/1163146786
2006年11月10日(金)
ジュバ: バグダッドのスナイパー 2006/11/10
ビデオ『ジュバ:バグダッドのスナイパー』を前にも紹介したが、最近、イギリスの新聞であるタイムズとインデペンデントが相次いでレジスタンスの宣伝ビデオとして、『ジュバ』のビデオを採りあげた。このレジスタンス側スナイパーの映像がプロパガンダ戦争における重要な武器になっているという。
次のURLでも前に紹介したものとは別のビデオを見ることができる。
http://www.informationclearinghouse.info/article11282.htm
インデペンデントには、同紙の中東特派員でもあるロバート・フィスクとジェローム・テイラーが11月9日付で共同執筆している。以下はその抜粋(訳)。
Conflict in Iraq: The sniper who shoots on video
バグダッドの繁華街に立つアメリカ兵は、自分たちがつぶさに観察されていることに気づいてない。米軍装甲車の銃座に射手が立って、徒歩でパトロールする兵士を警護している。彼らを数百ヤード離れたところから監視しているスナイパーのチームは、間違いなく撃ちぬくことのできる瞬間を待つ。狙撃手のほかにビデオ・カメラを回す見張り役もいる。多くのイラク人が行きかって米兵を見えにくくするので彼らは不満げである。
「周囲に人がいる。別の場所を捜すかい?」と見張りがささやく。
「いや、もう少し待ってくれ」と、銃を構えた狙撃手が答える。少し間をおいて銃弾が放たれると、装甲車に乗っていた射手が撃たれて崩れ落ちる。
・・・
イスラム軍の場合、ジュバと呼ばれる単一のスナイパーを特定することで、ゲリラ側の宣伝技法が効果をあげていることを示している。以前のビデオでは、しばしば米軍ハンビーが遠隔操作の爆弾で舞い上がる煙の中に姿を消す場面が映っていた。2005年11月にバグダッドで流布された『ジュバの帰還』と題するビデオでは、映像を解説する「司令官」が、イスラム軍は相当数のスナイパーを持つようになったと語る。そしてさらに、「米兵が撃たれたあと崩れ落ちる場面は敵により大きな衝撃を与えるので、狙撃場面を収録するという着想はひじょうに重要である」と解説した。
作成者 uruknews : 2006年11月10日(金) 17:19 [ コメント : 0]