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□中国、対中強硬派のペロシ院内総務の下院議長就任に神経とがらす [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2699235/detail
中国、対中強硬派のペロシ院内総務の下院議長就任に神経とがらす
中国の米国問題専門家、ペロシ氏は「中国に偏見を持っている」と非難
【ライブドア・ニュース 11月10日】− AP通信によると、中国政府は、先の米中間選挙で、民主党が上下両院を制し、特に中国批判の急先鋒に立ってきたナンシー・ペロシ民主党下院院内総務(66)が下院議長就任を確実にしたことに神経をとがらせている。
ペロシ院内総務は、反中国の姿勢を鮮明にすることで、下院の民主党内で指導的な立場を確立してきた経緯がある。中国の人権侵害問題を非難する一方で、1990年代には一貫して、中国への最恵国待遇の付与に反対し、さらには、2008年の北京オリンピック開催にも反対してきた。
中国は、ペロシ院内総務が今度は下院議長という、さらに強力な地位に就くことで、これまで同様、厳しい対中批判の姿勢を繰り広げるものと見ている。米国問題専門家の金燦栄(Jin Canrong)・中国人民大学教授は8日、中国の人気ポータルサイト「新浪網(Sina.com)」に掲載されたコメントで、ペロシ氏について、「この老女は中国に対し、大きな偏見を抱いており、中米関係に雑音をもたらす可能性がある」と述べている。
また、ワシントンと北京で中国の人権問題に関するロビー活動を行っているジョン・カム氏は、「中国はペロシ氏に関心を持ち始めている」とし、9月にカム氏が議会証言を行った直後、中国のワシントン大使館から外交官がカム氏を尋ね、ペロシ氏のことについて話をし始めたという。特に、カム氏は、ペロシ氏は今年、上院を通過したものの、下院では採決が取り下げられた対中制裁法案を復活させる可能性があると指摘している。これは、中国を人民元の対ドルレートを不当に安く設定している為替操縦国と認定し、中国からの輸入品に一律27.5%の報復関税を課すという法案だ。
しかし、中間選挙の結果、米政府の対中政策が大きく変わることはないとの見方では、金教授を含め、中国国内の専門家は一致している。中国外務省は、米中間選挙に対する中国政府として、最初の公式反応となる声明の中で、選挙後の米議会が中米関係の「前進のため、建設的な役割を果たす」ことを呼びかけている。【了】
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ライブドア・ニュース /em
(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/
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2006年11月10日15時02分