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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu131.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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イラク戦争の失敗で、遅すぎたラムズフェルド国防長官の辞任、
ブッシュはわざと中間選挙で負ける事で国防長官を首に出来た
2006年11月9日 木曜日
ラムズフェルド国防長官辞任、次はチェイニー副大統領が辞める
◆<米国防長官>ラムズフェルド氏が辞任 後任にゲーツ氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061109-00000021-mai-int
ブッシュ米大統領は8日午後(日本時間9日未明)、ワシントンで記者会見し、ラムズフェルド国防長官が辞任すると発表した。大統領は後任長官にロバート・ゲーツ元・米中央情報局(CIA)長官を指名した。
(毎日新聞) - 11月9日3時23分更新
◆ブレジンスキー氏へのインタビュー(日経新聞) 中東は地球規模の『バルカン半島』である 2003 年 3 月 05 日 株式日記
http://www.asyura.com/2003/war25/msg/223.html
「米国が独断的になった。欧州は一体化したが、政治的な定義を欠いたままだ。ロシアは嫌々ながら西側に向かい、中国は政治面では不安定だ。私が『地球規模のバルカン半島』と呼ぶ地域、すなわち中東は民族紛争とテロの温床となった」
「すでに米国はその他の地域でアフガニスタンのタリバン政権、国際テロ組織アルカイダへの軍事行動に打って出た。今日直面しているテロリズムの問題は中東での紛争と緊張関係から生まれている」
「それ(イラクとアルカイダの連携)は単なる憶測だ。同じような憶測は北朝鮮の金正日総書記にも向けられているだろう。憶測に基づいて戦争を始めるならば世界は混乱し、世界における米国の指導力には強い疑問符が付けられるはずだ」
ーーつまり対イラク武力行使は正当性を欠いていると。
「国際的な制裁の枠組みの中で行うか、米国単独で行うかによって大きく違う。サウジとの関係なども左右するだろう」
ーー一方で米政府は、核開発計画を再開した北朝鮮には外交解決の姿勢を堅持している。
「日米韓にロシア、中国を加え、北朝鮮を外交的に封じ込めていく以外にない。国連などの枠組みを通じ、北朝鮮にアメとムチを見せる政策だ。中ロともこの地域の安定が自国の利益であると」認識している」
ーー北朝鮮問題は日米同盟や韓国にどう影響するか。
「日本の一部の人々が唱える『日本は独自の核抑止力を持つべきだ』との議論が過熱することになるのではないか。韓国も自己防衛の方策として核兵器を必要と感ずるかもしれない。あるいは北朝鮮に何らかの包容政策を実行しナショナリズムを共有した上で、『全朝鮮化』のような枠組みを模索するかもしれない」
『私は未来永劫、国際政治・軍事問題から身を引いていられるとは思わない。問題はそうした責任を果たす時、日本が軍国主義に戻ることや、極端なナショナリズムに走ることなくできるか、という点に集約される」
ーー米国から見ても日米同盟は今後も不可欠か。
「もし日米同盟を破棄したら、恐ろしく不安定な混乱をアジア太平洋や東北アジアにもたらすだろう。同盟の傘の下で、日本は『普通の国』として役割を拡大することができる。もちろん、それには安全保障分野での役割を含む」
(聞き手は春原剛)(2003・3・4・日経新聞朝刊より)
(戦略国際問題研究所CSIS副所長 ズビグニュー・ブレジンスキー)
ブッシュ大統領はどちらに転んでも最悪の結果になるという運命が待ち構えている。たぶんラムズフェルド国防長官やウォルフォビッツ副長官の首が飛ぶだろう。ブッシュの再選も不可能になる。そうなればアメリカの外交姿勢も180度転換する。おそらく孤立主義的になり、日本からも米軍撤退などというシナリオも考えておく必要がある。アメリカの経済的破綻がすぐ目の前に迫っているからだ。田中宇氏も私と同じような見方をしている。
◆次なる国際金融展開の本拠地を東京と上海に想定している 6月7日 株式日記と経済展望
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/d/20060607
共和党支持層というのは、米国建国以来この地に住み、保守的立場を貫き通しているアングロ系などの非ユダヤ層だ。その保守層が民主党を評価するように変わってきていることは、米国内部に「アングロ対ユダヤ」の文明内戦が勃発していると分析できる。もともと米国の保守層は、ユダヤ系に好感を抱いていなかった。ヨーロッパでの反ユダヤのような露骨さは持たないが、決して好まないといったところか。ユダヤ側もそれを熟知していたから、これまで民主党に肩入れし、ユダヤ系の権益拡大に邁進してきたのだ。
政権が発足したとき、ブッシュはユダヤ系を一人も入閣させなかった。旧来の保守層がこれを大歓迎したのは当然といえる。ところが9・11テロが勃発し、米国はアフガン戦争、イラク戦争へとのめり込んで行く。当初は保守層も、ブッシュを「強い米国の指導者」として高く評価し、熱狂的支持を与えていた。だが、イラク開戦の口実が真っ赤な嘘だったことが判明し、しかもユダヤ系のネオコンの思惑が優先されたのだという認識が深まるにつれ、失望感を隠さなくなっていった。
かつて米大統領だったレーガン(共和党)もユダヤ系ロビーに翻弄されてレバノンに派兵したことがあった。だが保守層からの批判が強まったところでレーガンはポラード事件に象徴されるユダヤ離れを演出し、保守層の支持を取り戻した。
ブッシュも支持率低下の現状をなんとか打破し、政権の権威を復活させようと躍起になっている。その現れとして数々の大幅人事刷新を展開し、CIA長官のクビまですげ替えてしまった。ところがCIAでは次官が贈収賄事件に関与していた疑惑が起きたり、令状なしの通信傍受問題が再燃するなど、ブッシュの打った手がウラ目に出る可能性が出てきている。
退役将軍たちがブッシュに対して公然とラムズフェルド国防長官更迭を求める言動を繰り返している。ラムズフェルドこそネオコン(ユダヤ系)に使われている元凶だと判断しているからだ。ところがブッシュは、ラムズフェルドの更迭だけは頑として受け入れていない。
(私のコメント)
むしろアメリカ軍部は戦争に反対して日系のシンセキ陸軍参謀総長やホワイト陸軍長官が首になったのですが、首にしたラムズフェルド国防長官は健在であり、ブッシュ大統領も彼を首に出来ない。このような関係を見るとアメリカ政府はユダヤ系やユダヤ系企業に関係した人物が支配して、圧倒的多数の非ユダヤ系白人は政治的な権力を持っていないということだ。
つまりユダヤ人の知的能力にアングロサクソン系やゲルマン系の白人達はかなわないのだ。学者にしても弁護士にしても新聞記者などもユダヤ人が多く、どうしても主導権はユダヤ人が握ってしまう。だから非ユダヤ系白人にとってはユダヤ人はシャクの種ですが、知能指数でユダヤ人に敵うのは日本人ぐらいですが、日系アメリカ人はあまりにも少ない。その中ではフランシス・フクヤマが有名だ。
アメリカと言う世界一の超大国がイスラエルの意のままに動くのは、それだけイスラエルロビーが強力だからですが、それでもレーガン大統領の頃まではアメリカの保守層も力があったが、最近はユダヤ系テレビ局に洗脳されて保守的だった共和党までもがイスラエルの意のままになるようになってしまった。しかしこのままイラク戦争の泥沼にはまり続ければアメリカは衰退するだろう。
いずれアメリカは50年代にマッカーシーの赤狩りが吹き荒れたように、非ユダヤ系白人が怒り出してユダヤ人狩りを始めるかもしれない。古くからヨーロッパで起きていた事がアメリカで起きても不思議ではなく、国家が衰退し始めるとユダヤ人のせいにされて、ユダヤ人狩りが古代ローマ帝国から始まりスペイン、フランス、ナチスドイツと歴史を見れば明らかだ。
なぜヨーロッパ人がユダヤ人を嫌うのかと言うと知的能力で敵わないからであり、数は少なくても経済的主導権を奪ってしまう。また改宗ユダヤ人と言う表面上のキリスト教徒もたくさんいて、国際金融財閥やアメリカ大統領にも改宗ユダヤ人がいるようだ。しかしこうなると本人が認めない限り改宗ユダヤ人は見分けがつきませんが、ルーズベルトもブッシュも改宗ユダヤ人なのだろう。
このように推測すればブッシュ政権がイラク戦争に介入した理由も分かるのであり、ユダヤ人がスペイン、オランダ、大英帝国、アメリカと世界の覇権国を渡り歩いてきたように、アメリカが衰退すると見れば、ユダヤ系アメリカ人はアメリカを捨てて新たなる覇権国に移住するのだろう。カナダやオーストラリアは人口が少なくて覇権国にはならない。ならばどこか?
行政調査新聞では東京と上海を想定しているようですが、確かに日本や中国はユダヤ人に対する偏見はない。次の世界覇権国家が中国なのか、日本なのかは分かりませんが、そのように考えてもおかしくはない。だから小泉内閣はユダヤ国際金融資本のやりやすいような構造改革を目指しているのだろう。さらに日本が覇権国になるためには憲法を改正して軍事大国になる必要がありますが、そこまでの日本改造は進んでいない。
(私のコメント)
アメリカの中間選挙で予想通りに共和党が過半数割れの大敗しましたが、イラク戦争の泥沼化が原因である事は明らかだ。政治家の常識から考えれば選挙に勝つためならばどんな事でもするはずなのですが、ブッシュ大統領はラムズフェルド国防長官もクビにせず、イラクからの撤退を仄めかす事もしなかった。
そして、遅まきながら大敗を受けてラムズフェルド国防長官は辞任しましたが、ブッシュ政権の行動は不可解だ。イラク戦争を何とかしなければ選挙に負ける事はわかりきっていたのにブッシュは何もしなかった。ラムズフェルドをクビにしたくともブッシュにはその権限は無い。イスラエルロビーにがんじがらめにされているのだ。
ブッシュ政権が誕生した当初は共和党の保守本流が主導権を持っていましたが、9・11クーデターでイスラエルロビーが主導権を奪ってイラク戦争に突っ走ってしまった。だからイラク戦争に反対する高官は片っ端からクビになり、ラムズフェルドはイラクに深入りしていった。しかしラムズフェルド自身も早期に撤退する考えだったのに、イスラエルロビーに長期の駐留を命ぜられている。
ブッシュ大統領はチェイニーやラムズフェルドに主導権を奪われて飾りの大統領に過ぎなかった。だから中間選挙にわざと破れる事でラムズフェルドをクビにして、出来れば副大統領のチェイニーもクビにして主導権を奪い返すのだろう。それに対してイスラエルロビーは新たなる9・11テロを起こして巻き返すかもしれない。
しかしアメリカ人もそこまで馬鹿ではないから、新たなる9・11テロは難しいだろう。すでに9・11テロの真相はアメリカ人にも分かりかけて来ている。アメリカ議会で民主党が過半数を獲得した事で、イスラエルロビーの陰謀が暴露されれば共和党の保守本流にとっては良い事なのかもしれない。
2008年の大統領選を睨んでみれば共和党にとっては体勢を立て直すチャンスが来たと見ることも出来る。ブッシュ政権にとってもイスラエルロビーから主導権を奪い返し、思い切った政策転換が出来る可能性が出来た。場合によってはイラクから米軍が撤退するかもしれない。
今回の中間選挙で民主党が勝った事によりイラクのことよりも国内の政策に重点を移さねばならず、アメリカは孤立化政策を強めて行く事になるだろう。そうなれば日本の外交防衛にも大きな影響がでてくる事になるだろう。
株式日記には米軍やアメリカ行政府からの読者がいる。それだけ政治外交ブログとしてレベルが高いからですが、私の政治的アドバイスを聞いてくれていれば今日のようなアメリカの苦境はなかったはずだ。アメリカ人はどうしてもユダヤ人に頭脳的レベルの高さから政治的主導権を奪われてしまう。
しかし数から言えば非ユダヤ系白人が圧倒的に多いから、イラク戦争のような明らかな失敗があれば選挙に民意が反映して政策の修正が行なわれる。時にはマッカーシーの赤狩りと言われるようなユダヤ人狩りまで行われた事があった。9・11テロからイラク戦争に至るまでのユダヤ人の陰謀が暴かれた場合、新たなるユダヤ人狩りが行なわれる可能性もある。
そうなった場合、アメリカのユダヤ人たちはどこに逃げるのだろうか? 金融機能が発達したところでユダヤ人に対する偏見の無いところでは日本しかない。カナダやオーストラリアやニュージーランドはアングロサクソンの天下でユダヤ人に対する偏見もアメリカ並みにある。マンパワーや経済力も日本とは比較のしようがない。となると日本しか残らない。ならば次なる国際金融の本拠地として東京を選んでも不思議ではない。
その為には日本が経済大国のみならず核武装して軍事大国になる必要が出てくる。最近のアメリカのユダヤ系言論人も日本の核武装に言及する人が増えてきているが、このような背景があるからだ。ブレジンスキーですら日本の核武装に言及して日本の国際的な役割や軍事的な役割に期待している。