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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/11/05
http://www.asyura2.com/0610/war85/msg/1491.html
投稿者 white 日時 2006 年 11 月 08 日 22:10:43: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/11/05

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107900604.html?js

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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
  編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
  webサイト
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/11/08 (水)

        ※ きょう紹介する主な内容 ※

☆イラク・レジスタンス・レポート 11月5日付

◆アナ: 怒ったデモ参加者がアナの街頭を埋める
◆ファルージャ: レジスタンスと米軍が激しい戦闘
◆ファルージャのレジスタンスが死刑判決に返礼
  全市の米軍陣地に集中砲火浴びせる
◆フセイン大統領は判決時に「神は偉大なり」と叫ぶ
◆米占領軍は前例のない警備態勢
◆ティクリートでは1万人の抗議に包まれる
◆ダウル: 荒れたデモ参加者が法廷を焼き払う
◆バクーバ: 外出禁止令を無視したデモ参加者に発砲
◆バース党員とサダム支持者の多いサマワで緊張

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□イラク・レジスタンス・レポート 2006年11月5日 日曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Sunday, 5 November 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/1106/iraqiresistancereport_051106.htm

●アンバル州 Al-Anbar Province

◆アナ: 怒ったデモ参加者がアナの街頭を埋める
Angry demonstrations fill streets of ‘Anah

 サダム・フセイン大統領にアメリカによる死刑判決が出されたあと、不当な
宣告に抗議するため、アナ市の街頭は群衆となった地元住民で埋められた−−
イスラム・メモが5日午後2時38分(メッカ時間)の速報で伝えた。

 イスラム・メモのアナ通信員は目撃者の話として、軍種は「評決」を拒否す
ると表明して、イラク西部の街アナ市の通りと車道をデモ行進した。死刑判決
はアメリカが樹立し傀儡政府の保護下に設置された「法廷」によって公式に発
表されたもおだが、アナの地元住民はこの死刑判決をアメリカ占領軍とその傀
儡「政府」によって出された決定だと見ている。

 彼らの怒りの程度を測るできごととして、同通信員は、アナ市中心部にある
米軍とイラク傀儡軍の合同司令部に近づかないようにという侵略軍からの警告
を無視して、激怒したデモがその司令部にむかって行進した、とレポートした。

◇アナ: レジスタンスが米・イラク合同司令部を砲撃

◇ハバニヤ: 死刑判決に抗議し傀儡警察4人を殺す
◇ハバニヤ: レジスタンスが米軍基地をミサイル攻撃


◆ファルージャ: レジスタンスと米軍が激しい戦闘
Fierce fighting breaks out in al-Fallujah

 イスラム・メモは5日午後7時1分の速報で、先ほど、ファルージャではイ
ラク・レジスタンスと米占領軍とのあいだに、激しい武力衝突が発生したと伝
えた。

 イスラム・メモの通信員は戦闘を目撃した市内サルサル通りの商店主の話と
して、戦闘はアル・ハドラ・アル・ムハンマディヤ・モスク近くで続いている
とレポートした。

 目撃者によると、軽・中量兵器で武装したレジスタンス戦士が、サルサル通
りの交差点をパトロールしている米軍を待ち伏せ攻撃して戦闘になった。レポ
ートしている時も戦闘は続行中で、激しい銃声が聞こえてきた。

 これより前、同日午後には、米軍が同じ地域で車を走らせていた住民4人を
逮捕した。アメリカ兵は多数が市内全体に重点配備されている。


◇ファルージャ: レジスタンスが米軍基地に迫撃砲攻撃


◆ファルージャのレジスタンスが死刑判決に返礼
  全市の米軍陣地に集中砲火浴びせる
Resistance in al-Fallujah responds to US death sentence
with barrages on American positions throughout the city

 フセイン大統領に対してアメリカが黒幕となる死刑判決が発表されたあと、
バグダッド西方60キロにあるファルージ市を激しい爆発が揺さぶった−−イ
スラム・メモが5日午後2時16分の速報で伝えた。

 イスラム・メモの通信員は、レジスタンスが判決へのお返しとして、市内に
あるさまざまな米軍と傀儡軍の基地および陣地を砲撃したので、市内の各地で
迫撃砲その他の大きな爆発音が鳴り響いた、とレポートした。

◇ファルージャ: レジスタンスの爆弾が米軍パトロールを襲う


●バグダッド Baghdad

◆フセイン大統領は判決時に「神は偉大なり」と叫ぶ
Iraqi President Saddam Husayn proclaims “Allahu akbar!”

 アメリカが任命したアブダル・ラーマン判事が裁判長をつとめる傀儡機関イ
ラク特別高等法廷は、ドジャイル事件をめぐってイラク大統領サダム・フセイ
ンに予想された「有罪の評決」を言い渡した−−イスラム・メモが5日午後1
2時12分の速報で伝えた。

 ドジャイルでは1982年、住民148人が裁かれ、イランに後押しされた
大統領殺害とイラクの政権転覆の陰謀に加わったことでイラクの法律にもとづ
いて有罪判決を受けた。イランと戦争していたときのことである。

 判決文の朗読は現地時間10時の予定が11時に延期され、最終的には12
時になったが、理由は説明されてない−−イスラム・メモが報じた。

 アメリカが運営する「法廷」はタハ・ヤシン・ラマダン副大統領には終身刑
(投獄)の判決を下した。ドジャイル事件の他の「被告」3人は15年の投獄
という判決だった。また「被告」ムハンマド・アル・アンジは「証拠不十分」
として釈放が言い渡された。

 判決文朗読の前に「法廷」で起立することを拒否したフセイン大統領は、死
刑判決に対して、「アラーフ・アクバル(神は偉大なり)」、「祖国万歳」と
宣告した。

 フセイン大統領はさらに続けた−−「いまいましい法廷だ! 神は偉大なり!
 国民万歳! 祖国万歳! (占領軍の)手先を打倒せよ! われわれに生を、
敵どもに死を! 国民万歳、国民の敵に死を!」

 大統領はアメリカの指名した「判事」を指差し、「評決」は人類の敵によっ
て出されたものだ、と告げた。

 バルザン・アッ・ティクリーティとアワド・アル・バンダルもまた死刑判決
への抗議を叫んだ。終身刑を宣告されたラマダン副大統領は発言することを要
求した。

◇イラク・バース党が死刑判決を受けて声明発表
◇アザミヤ: 死刑判決後、怒った群衆が米軍と交戦
◇米国製の死刑判決に外国の反応さまざま
◇バグダッドの街頭にはフセイン支持の看板、落書き
◇グリーンゾーン付近: レジスタンスの迫撃弾で警察7人負傷
◇政府は判決への抗議でもを報道したTV局2ヶ所を閉鎖

◆米占領軍は前例のない警備態勢
US occupation forces take unprecedented security measures

 アメリカが操るイラク政府によるフセイン大統領への死刑判決の発表が近づ
いたとき、バグダッド市内は静かだった−−イスラム・メモが5日午前11時
12分の速報で伝えた。

 イスラム・メモの通信員は、しかし、米占領軍は占領下においたバグダッド
の封鎖を強め、バグダッド市内のスンニ派居住地にいっそう多くの兵力を派遣
した、とレポートした。

 同通信員は、 無人偵察機の群れがバグダッド上空を飛行しており、アメリ
カ軍が「グリーンゾーン」と呼んで厳重警護している共和国宮殿のあるバグダ
ッド中心部が前例のない「警備態勢」をとっていることを示していた、と報じ
た。

◇首都北西: レジスタンスの爆弾が米軍戦車を爆破

●サラハッディン州 Salah ad-Din Province

◆ティクリートでは1万人の抗議に包まれる
Ten thousand protestors seize control of Saddam’s hometown

 アメリカの傀儡である政府がサダム・フセイン大統領への死刑判決を発表す
ると、バグダッドの北180キロにある大統領の故郷ティクリートでは住民の
怒りが噴出した−−イスラム・メモが5日午後1時55分の速報で伝えた。

 イスラム・メモの通信員はサダム・フセインの生家があるアウジャから、判
決文が朗読された直後、銃声が起こり爆発がティクリート市を揺るがした、と
レポートした。彼らはサダム・フセインの写真を掲げ、正統なイラク大統領を
支持するスローガンを叫んだ。

 レポートしている時点で、米軍は急速に膨れあがったデモを解散させようと、
包囲しつつある。アメリカ兵は空にむけて発砲し、激高した抗議参加者に直接
発砲するのを控えた。

 同日午後3時10分のイスラム・メモ速報によると、ティクリート市は抗議
する住民によって制圧され、イラク大統領サダム・フセインへの死刑判決に対
する怒りに包まれた。

 イスラム・メモのティクリート通信員は、1万人以上の住民がアメリカによ
る「評決」に抗議して街頭をデモした。デモ参加者は2ヶ所の警察署と地方セ
ンターを占拠し、大統領を支持して唱和した。

◇米軍はティクリートへの送電を全面停止


◆ダウル: 荒れたデモ参加者が法廷を焼き払う
Violent demonstrators burn down puppet courthouse in ad-Dawr

 イスラム・メモは5日午後4時39分の速報で、ティリートの南東にあるダ
ウルの街では、同日、アメリカによるサダムへの死刑判決が発表されたあと、
激しい抗議デモが吹き荒れたと伝えた。

 イスラム・メモの通信員は、イザト・イブラヒム・アッ・ドーリの故郷であ
るダウル現地から、抗議参加者は同市の法廷を襲撃し、警備していた2人の傀
儡警察を殺した、とレポートした。

 ※訳註: ドーリはバグダッド陥落以降は米軍に指名手配され、何度か死亡
ニュースや逮捕のニュースが流されたこともあるが、現在まで捕らえられるこ
となく、バース党のレジスタンス組織を指揮していると言われる。

 デモ参加者は傀儡政府の法廷にあったコンピューターを破壊し、文書と公式
記録を焼き払った。その後、彼らはビルに火をつけ、焼け落ちるまで完全に焼
き払った。レポートしている時点で、抗議参加者はまだダウルの街頭で荒れて
いる。

◇タリミヤ: レジスタンスが偽の検問所、治安部隊の車を止め9人処刑


●ディヤラ州 Diyala Province

◆バクーバ: 外出禁止令を無視したデモ参加者に発砲
Puppet police shoot into crowds of demonstrators in Ba‘qubah

 バグダッドの北東65キロに位置するバクーバ市ではイラク人数千人がデモ
をおこない、外出禁止令を無視して、サダム・フセイン大統領に対する死刑判
決への怒りを表明した−−イスラム・メモが5日午後10時29分の速報で伝
えた。

 イスラム・メモの同日午後5時50分の速報では、バクーバの警察本部を襲
撃しようとしたデモ参加者に、傀儡イラク警察が発砲したと伝えられた。

 イスラム・メモのバクーバ通信員によると、警察のこの攻撃で少なくとも1
人が死亡した。医療関係者はイスラム・メモの取材に、傀儡警察が群衆を解散
させようとして群衆に発砲したとき、他にも数人の負傷者が出た、と語った。

◇ディヤラ州: 米軍が外出禁止令違反者には武力行使と脅迫


●バビル州 Babil Province
◇バグダッド、サラハッディン、ディヤラ、ニネベ州に続き外出禁止令

●タミン州 At-Ta’mim Province
◇ディビス: レジスタンスの爆弾が傀儡軍の車列を襲う
◇キルクーク: レジスタンスの爆弾が警察高官を襲う
◇キルクーク: 判決への抗議を予測し米軍は1万人を派遣

●ニネベ州 Ninwa Province
◇タルアファル: レジスタンス戦士が警察高官を殺す


●ムサンナ州 Al-Muthanna Province

◆バース党員とサダム支持者の多いサマワで緊張
Tension high in as-Samawah,
home to large numbers of Shi‘i Baath Party members

 イスラム・メモは5日午後3時21分の速報で、イラク南部の都市サマワは、
フセイン大統領への死刑判決のあと、静かだが緊張が高まっていると伝えた。

 シーア派至上主義の聖職者サドルの民兵はデモをおこなって判決を支持した。
しかし、このようなデモに対する大衆的な雰囲気は限界に達して、市内では緊
張が高まっている。サマワはバース党の忠実な党員やフセイン大統領支持者で
もある多くのシーア派教徒の居住地である。


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オリジナル(英字):
  http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
  英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html 
  メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
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