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□アフガニスタン各地でタリバンの攻撃続く パキスタン領内から出撃と非難 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2689801/detail
アフガニスタン各地でタリバンの攻撃続く パキスタン領内から出撃と非難
【アルジャジーラ特約7日】アフガニスタンでは、イスラム原理主義派、タリバンの新しい攻勢が起き、外国軍兵士1人を含む5人の命が失われた。
▽北大西洋条約機構(NATO)の国際安全支援軍(ISAF)に所属する兵士が6日、南部カンダハル州で走行中の軍用車両が爆弾に当たった際、死亡した。NATO、7日の声明は「カンダハル州のパンジワイ地区で6日、搭乗していた車両は手製爆発物(IED)に当たった際、ISAF所属の兵士1人が死亡、2人が負傷した」と述べた。
▽6日、ヘルマンド州ジェレシュク地区でもIEDがパトロール中の軍部隊に当たり、アフガニスタン人兵士1人が死亡した。ISAF報道官は「車両が路上のIEDに触れた。車両1台が損傷し、破壊されたと思われる」と語った。
▽東部コスト州では、タリバンの戦闘員が6日の真夜中、幹線道路警備警察の哨所を攻撃し、銃撃戦が続く中で攻撃側2人、警察官1人が死亡した。(州警察の発表)。
一方、7日にはアフガニスタン国境に近いパキスタン南西部の町チャマンで、パシュトゥン人数千人が抗議行動を行い、パキスタン政府がアフガニスタンに干渉していると非難した。参加したのはパキスタン国籍のパシュトゥン人と一部のアフガニスタン難民で、パキスタンはタリバンの戦闘員に避難所を提供していると非難した。
パキスタン・パシュトゥン人民族主義者党の指導者の1人、ハミド・カン・アチャクザイ元国会議員は抗議集会で、「われわれはパキスタン政府に対し、アフガニスタンで策動するのをやめるよう要求する。この欺まんに満ちた政策は全世界にとって深刻な危険になっなっている」と演説した。
パシュトゥン人は荒れ地が続くアフガン・パキスタン国境の両側に住んでいる。
アフガニスタンはこれまで、タリバンの武装部隊がパキスタンの安全地帯から作戦活動しており、そうした状況は今年に入って、両国関係の緊張を鋭くしていると訴えている。
(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2006年11月08日16時11分