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米中間選挙：民主党が上・下院で重要州制す−上院では３議席増（３） (ブルームバーグ)
2006年11月8日(水)13時15分
11月７日（ブルームバーグ）:７日に投票が行われた2006年の米中間選挙は即日開票に入り、民主党が上下両院の重要州で議席を獲得している。
民主党は上院選挙でオハイオ州とペンシルベニア州、ロードアイランド州で共和党から議席を奪い、ニュージャージー州とメリーランド州では議席を守った。また、下院はコネティカット州とインディアナ州、ケンタッキー州、ニューハンプシャー州で民主党が共和党から議席を奪った。
民主党は下院で15議席、上院では６議席を積み増せば、過半数を得ることになる。民主党が上下両院を制すれば、12年ぶりとなる。世論調査や政治評論家によると、共和党は下院の数十選挙区、上院の８州で議席を減らす恐れがある。下院は全435議席、上院では100議席中33議席が改選される。
民主党はこれまでに、上院での過半数獲得に必要な追加の６議席のうち、３議席を確保した。ペンシルベニア州のケーシー候補は共和党の現職サントラム候補を破った。オハイオ州ではブラウン候補が共和党現職のデワイン候補を破った。ロードアイランド州では、ホワイトハウス候補が共和党現職のチェイフィー氏を破った。
ニュージャージー州では民主党現職のメネンデス氏が議席を守った。新人同士の争いとなったメリーランド州ではカーディン氏が民主党の議席を維持した。
民主党の予備選で敗れ、無所属として立候補したリーバーマン候補はコネティカット州の上院の議席を守った。同氏は民主党の政策に沿って投票するとしている。
ＣＮＮによると、ミズーリ、テネシー、バージニアの各州は接戦で、趨勢（すうせい）はまだはっきりしない。92％まで開票された時点で、バージニア州の現職アレン議員（共和党）と民主党のウエブ候補が接戦となっている。
ケンタッキー州の下院激戦区では共和党現職ノースロップ氏が敗れた。コネティカット州、ニューハンプシャー州、ノースカロライナ州の共和党現職議員も敗れた。さらに、インディアナ州の３人、ペンシルベニア州のウェルデン議員も議席を失ったもようだ。
原題：Democrats Mount Challenges, May Have Claimed 2 Senate Seats (Update5) （抜粋） {NXTW NSN J8E83E0UQVIF 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先：東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita Editor: Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先： Laura Litvan in Washington http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext/?id=08bloomberg12ariu4EYo2BJo
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