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□米国のネオコン、イラク政策とブッシュ政権を批判 [CNN]
http://cnn.co.jp/usa/CNN200611050007.html
米国の新保守派、イラク政策とブッシュ政権を批判
2006.11.05
Webpostedat: 15:03 JST
- CNN/AP
ワシントン──米国の新保守主義派の1人で、ブッシュ政権初期に米国防総省の政策顧問を務めたリチャード・パーリー氏は、近く発売される米誌「バニティ・フェア」1月号に対し、政権内部の機能不全がイラク政策の大失敗を招いたとの見解を示した。
レーガン政権で米国防次官補を務めたパーリー氏は、仮に2003年の開戦当時にイラク情勢の展開が分かっていた場合、フセイン旧政権打倒を目的とするイラク進攻を支持しなかっただろうと発言。また、政権内の反対意見を認めなかったブッシュ大統領の責任を追及する必要性を指摘するとともに、国土安全保障会議が当時適切に機能していなかったと述べた。
また、ブッシュ大統領の非公式諮問機関、国防政策委員会のケネス・アデルマン氏は同誌に対し、ラムズフェルド国防長官のイラク対応に「意気消沈した」とコメント。また、道徳的美点のために力を利用するのが新保守主義であるにもかかわらず、国民の間で信用を失ったと述べ、こうしたイラク情勢の後では「説得力がなくなるだろう」との見通しを示した。アデルマン氏は開戦1年前、イラク軍の壊滅とイラク解放を「容易」と予想したが、この判断は誤りだったと明言。「(ブッシュ政権は)戦後最も無能であることが判明した。個人に大きな欠点があるばかりではなく、全体的な機能不全がひどい」と述べたという。
一方、米陸軍専門紙アーミー・タイムズは、ブッシュ大統領にラムズフェルド国防長官の更迭を要求する論説を掲載。軍指導者らがイラク政策やその執行、成功の望みが消えつつあることに疑念を示し始めていると指摘したうえで、「ラムズフェルド長官は米軍指導者や米兵、議会、国民全体の信用を失った。長官の戦略は失敗しており、長官の指導能力に対する信用も損なわれた。われわれのイラク政策の失敗は長官にあるが、その負担を担うのは米兵らだ」と述べた。論説は、「7日の中間選挙でどちらの党が勝利しようとも、大統領が長官更迭が必要という厳しい現実に直面するべき時が来た」と結んでいる。