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2006.11.04
2歳の子どもがイスラエル刑務所から釈放された
(イスラエル軍によるガザへの攻撃はおびただしい犠牲者を出しています。どんどんと報告が入っているので、どうまとめるか、ただいま苦慮中。臨時の通信を出したいと思っています)
2歳の少女が獄中から釈放されたというニュースをSabbahaさんのブログが伝えている。11月1日のアル・クッズ紙に掲載されていたとのこと。
このたび、釈放されたのは2歳のアイシャちゃんで、父親と一緒に歩いている写真が Blog Sabbaha's に出ている。
生まれたのはイスラエルの刑務所内。アイシャというのはアラビア語で「命 life」を意味する。
アイシャちゃんのお母さんはアイシャちゃんを身ごもったまま、イスラエルに身柄を拘束され、行政拘留(Administrative Detention)を受けた。これは裁判も受けられず、罪状も告げられないまま、獄に留め置かれるというもので、
「言ってみれば、イスラエルの一方的な決定により捕まえられることだ」
とSabbahaさんは書いている。
アイシャちゃんの母親は6ヶ月の拘留期間を4回延長され、24ヶ月も獄中に置かれている(つまり臨月のときに連行されたのだろうか?)。
「この可愛そうな赤ちゃん。彼女は母親の獄の壁をのぞいて他の人生を知らない。彼女は面会を許されたときにだけ会える父親しか知らない。道も街もガラスも木々も、ほんもののベッドも、自分の寝室も公園も、本当のご飯も、友人も、ほんもののおもちゃも見たことがない。
私はこの少女と、「お母さんはどこ?」という彼女の最初の質問に直面する父親の悲哀に涙した。そして、今夜ひとりで寝なければならないアイシャの母親にも。」
( 2-yr old Palestinian released from Israeli prison! Blog Sabbaha'sより)
アイシャちゃんは父親や本当の家の世界に戻された。が、それと同時に母親を失った。アイシャちゃんの母親が不当な拘束を解かれ、家族の元に戻るのはいつになるのだろう?
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