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□米中間選挙：上院選、バージニアとNJ州で民主党が優勢＝CNN調査 [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2659635/detail
米中間選挙：上院選、バージニアとNJ州で民主党が優勢＝CNN調査
現職の共和党候補がリードするテネシー州でも接戦予想
【ライブドア・ニュース 11月01日】− AP通信によると、米中間選挙が11月7日の投票日まで残りわずか1週間となったが、上院議員選挙で、野党の民主党は激戦が続く3選挙区のうち、バージニア州とニュージャージー州でやや優勢に立つ一方、テネシー州では苦戦している。ただ、いずれも両党の支持率の差は限定的で、投票日まで競り合いが続くことになりそうだ。上院（総数100議席）選挙では、中間選挙で33議席が改選されるが、民主党が現有議席に6議席を加えれば、上院で単純過半数を得る。
米CNNテレビが10月31日に発表した世論調査の結果では、テネシー州では、共和党新人候補の元チャタヌーガ市長、ボブ・コーカー候補が支持率52％、下院議員からのくら替えを狙っている民主党のハロルド・フォード候補は44％と後れを取っている。ただ、実際に投票が可能な有権者登録を行った市民1015人を対象にした調査では、コーカー氏の47％に対し、フォード氏が45％と僅差となっているため、予断を許さない。
バージニア州は、民主党がやや優勢だが、大接戦。CNNの調査（10月26-29日）では、民主党のジム・ウェッブ候補が50％の支持を集め、46％にとどまった現職のジョージ・アレン候補をわずかに上回った。4％が態度を決めていない上に、調査の統計的誤差がプラスマイナス4ポイントとされていることから、勝利の行方は混とんとしている。別の調査ではウェッブ氏が48％、アレン氏が46％とほぼ互角となっている。
ウェッブ、アレン両氏の戦いが白熱化するにつれ、両党が投入する選挙資金も増大している。共和党は140万ドル（約1億6400万円）で、民主党のウェッブ候補は女性への配慮が足りないと攻撃する広告キャンペーンを先週から始めた。民主党も負けじと、共和党のアレン氏がごく最近までブッシュ大統領のイラク政策を強力に支持してきた政治姿勢を問う広告を150万ドル（約1億7500万円）かけて制作している。
民主党の現職ロバート・メネンデス候補はニュージャージー州で、再選を目指しているが、リードの幅が小さい。クイニピアック大学が10月23-29日に有権者887人を対象に調査したところ、メネンデス氏への支持は49％と、共和党の候補者、トム・キーン氏を5ポイント上回ったが、統計上の誤差のプラスマイナス3.5ポイントを考慮すると、まだ安心できない。ただし、CNNによる577人の調査では51％対44％、有権者登録した917人を対象にした調べでは50％対38％といずれもキーン氏を抑えている。【了】
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ライブドア・ニュース 戸塚雅美記者／em （参照：http://blog.livedoor.jp/emasutani/）
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2006年11月01日18時35分
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