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国防長官更迭を2度進言 米大統領に首席補佐官
【ニューヨーク29日共同】ブッシュ米政権で5年以上にわたり大統領首席補佐官を務め、今年4月に辞任したカード氏が在任中、対イラク政策の行き詰まりなどから、ブッシュ大統領にラムズフェルド国防長官の更迭を2度進言したが、いずれも却下されていたことが分かった。
国防長官は旧アブグレイブ刑務所でのイラク人虐待事件を受けて、大統領に2度辞任を申し出たことは認めているが、大統領側近のカード氏が更迭を進言していたことが明らかになったのは初めて。米紙ワシントン・ポスト(電子版)などが29日、近く発売される同紙のボブ・ウッドワード編集局次長の著作「否定する国家」の内容として報じた。
同紙によると、進言はいずれもブッシュ大統領が2004年11月に再選されて以降。1回目は再選直後で、大統領は進言を受け、父親のブッシュ元大統領の政権で国務長官を務めたベーカー氏への交代を一時は検討した。
しかし、チェイニー副大統領やカール・ローブ大統領上級顧問(当時)から、更迭はイラク戦争が誤りであったかのような印象を与えると反対されて最終的に見送ったとしている。カード氏は約1年後、ローラ大統領夫人の後押しを受けて再度進言したが、認められなかった。
ロイター通信によると、カード氏は進言を否定。スノー大統領報道官は、ローラ夫人も関与を否定していると述べた。