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□米副大統領がテロ容疑者の水責め拷問容認と、批判と反論 [CNN]
http://cnn.co.jp/usa/CNN200610280018.html
米副大統領がテロ容疑者の水責め拷問容認と、批判と反論
2006.10.28
Webpostedat: 19:40 JST
- CNN/REUTERS
ワシントン――チェイニー米副大統領は27日、保守系ラジオ局との会見で、テロ捜査に伴い、窒息死寸前まで容疑者らを水に沈める尋問の方法は有益と発言し、批判を招いている問題に触れ、言葉の趣旨が取り違えられているなどと反論した。
この問題では、国際人権擁護団体ヒューマン・ライツ・ウオッチが拷問を正当化するものなどと非難。11月の中間選挙への悪影響を懸念したブッシュ大統領が27日、「米国は拷問していないし、するつもりもない」などと指摘、事態の沈静化に努めた。ブッシュ氏はただ、国を守るに役立つだろう情報を持っているか、いないかを見極めるため、戦場外で拘束した人物の調べは続ける、とも強調した。
米国は、イラクやアフガニスタンの拘束施設で虐待の事実が暴露され、国際社会の反発を受けている。欧州では、米軍がテロ容疑者を調べる秘密収容所の存在疑惑が発覚、国家の主権や人権侵害と絡め、批判を招いた。
ロイター通信によると、米ホワイトハウスのスノー報道官は「米政府職員は公的に(テロ容疑者の)尋問の方法については語らない。機密事項だからだ」と述べた。
チェイニー大統領は24日、ノースダコタ州のラジオ局のインタビューに応じ、人命を守るためなら、水を使った尋問に同意するかと問われ、「考えるまでもない」と答えていた、とされる。同ラジオ局との会見は、11月の中間選挙へのキャンペーンの一環だった。
副大統領は27日、記者団に、ラジオ局との会見で「水の拷問などへの言及もしなかった。特定の尋問方法についてやりとりはなかった」と主張。「特定の容疑者の尋問は重要であり、米国の情報収集システムで大事な一部分とだけ説いた」と述べた。「水責め」の尋問については、ラジオ局の会見相手がすべて発した言葉としている。
これに反し、ヒューマン・ライツ・ウオッチの米代表関係者は、副大統領の発言は米国人がイランやシリアで拘束された場合、同じ尋問を受けることを承認したようなものだと、非難している。