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【ワシントン笠原敏彦】米国のハリルザド駐イラク大使は24日、バグダッドでの共同記者会見で、イラクのマリキ政権が今後1年間で国民和解と治安確保に向けた「主要な政治、治安上の目標」を達成する行程表に合意したと語った。同席したケーシー駐留米軍司令官はイラク治安部隊が今後1年から1年半で「完全な責任」を引き継ぐことが可能だとの見通しを示した。
ハリルザド大使はイラク情勢への悲観論が高まる中、「現実的な予定表」に基づけば安定は達成できると強調、「イラクの指導者は困難な決定を行う行程表に合意した」と説明した。その上で、今後1年で▽少数派のイスラム教スンニ派に不満が多い憲法の改正▽民兵組織の武装解除▽石油収入の分配――などで包括的な国民合意が達成されることに期待を表明した。
一方、ケーシー司令官はイラク治安部隊育成の達成度を75%と評価、「イラク治安部隊が自国の治安責任を完全に引き受けることが可能になるにはさらに12カ月〜18カ月ぐらいかかるだろう」と語った。
記者会見で示された見通しは現地情勢の厳しさに比べて楽観的に見える。2週間後に中間選挙を控える米国ではブッシュ政権がイラク情勢で事態打開への道筋を示す必要に迫られており、一連の見通しは米世論向けとの見方もある。
(毎日新聞) - 10月25日11時29分更新
引用ここまで URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061025-00000034-mai-int