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(回答先: 日本に核武装させたくないと強く思っているのは、アメリカではなく、日本政府で、ライスの「核の傘宣言」は日本が言わせた。 投稿者 TORA 日時 2006 年 10 月 25 日 11:20:47)
核開発よりは、まだミサイル防衛の方がまだましなんじゃないの?核よりもクリーンで北朝鮮の軍事力を壊滅させる兵器を準備した方がましだろう。迎撃システムでも十分環境破壊にはなるだろうけど。
私が北朝鮮の核実験に反対なのはただ単に軍事的脅威だけではなく、いったん作ってしまうと始末に困るからでもある。核兵器は使用せずとも後処理も厄介でしょう。
参考資料↓
核兵器の解体に伴うプルトニウムの処理
1994年2月に発効した第一次戦略核兵器削減条約(START-I)に基づき、米国、ロシアは戦略核兵器を約1/3に削減することになりました。したがって核兵器の解体を進めることにより高濃縮ウランやプルトニウムが発生することになりますが、これらの核物質が再び軍事利用されたり、盗取されたりしないよう、保障措置の適用や核物質防護措置の適用が必要となってきます。
JNCホームページ
http://www.jaea.go.jp/jnc/kaihatu/hukaku/dk/5/2-j.html
NPT会議に向けて日本の課題 ─ 核兵器廃絶と再処理問題
田窪雅文 『ふぇみん』用原稿
ウラン濃縮工場では、天然ウランに0.7%しか含まれないウラン235の含有率を高める。原発ではこの核分裂を起こしやすいウランの含有率を3〜5%にしたものを使う。核兵器では、90%程度だ。原子炉の中では、ウラン235が核分裂を起こしてエネルギーを提供する一方、分裂を起こしにくい方のウラン238が、プルトニウムに変わる。使用済み燃料を切断して溶かし、化学的にプルトニウムを取り出すのが再処理工場だ。このプルトニウムは核兵器の材料にすることも、ウランと混ぜて燃料にすることもできる。
つまりこれらの工場は、原子力発電の燃料の生産に使うことも、核兵器の材料の生産に使うこともできる。だが、濃縮工場は少数の国が持っているだけで世界の原発の燃料を提供できるし、再処理は原発に必要ない。取り出されたプルトニウムは燃料用にただで提供しても、ウランを買って燃料を作った方が安上がりだ。それで凍結案がでている。
六ヶ所では、年に長崎型原爆1000発分のプルトニウムを作る計画だ。すでに日本は再処理を委託してきた英仏と国内合わせて5000発分のプルトニウムを持っている。
http://kakujoho.net/npt/npt_j.htmlより抜粋転載
核兵器解体による余剰プルトニウム問題と米国の対応 (14-04-01-23)
<本文>
冷戦の終結は、長年にわたる核兵器削減交渉の成果を加速する一方で、逆に核兵器解体で生ずるプルトニウムの余剰という、政治的にも深刻な問題をもたらした。すなわち、世界的には民生用としてのプルトニウム利用が極めて限定されており、特に米国では今のところ貯蔵あるいは処分するしか方法がないというのが現状である。当面は、エネルギー省(DOE)の管轄下にある施設サイトで貯蔵するしかないのであるが、パンテックス・プラントでのプルトニウム貯蔵容量拡張批判が出され、地元のテキサス州知事は貯蔵計画そのものに反対している。
原子力百科事典 ATOMICA
http://sta-atm.jst.go.jp:8080/14040123_1.htmlより抜粋転載