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(回答先: 報道の自由、北朝鮮最下位 国境なき記者団 [CNN] 投稿者 white 日時 2006 年 10 月 24 日 20:19:40)
□報道の自由度で米は53位、日本は51位とダウン 「国境なき記者団」の評価 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2622382/detail
報道の自由度で米は53位、日本は51位とダウン 「国境なき記者団」の評価
【アルジャジーラ特約23日】ジャーナリストを守るNG0(非政府団体)の「国境をなき記者団(RSF)=本部、パリ=はこのほど、「2006年度 ワールド・プレス・フリーダム・インデックス(世界の報道自由度指数)」を公表、米国、フランス、日本を厳しく批判した。
RSFは「米国、フランス、日本における報道の自由の確実なる劣化は非常に警戒を要する」と述べた。
米国は指数の順位を12番下げて53位となったが、その位置はガーナ、マリ、ボリヴィアより下である。
RSFはまた、米国がアルジャジーラのサミ・アル=ハジ写真記者を裁判なしで米軍グアンタナモ基地内に拘留し続けていること、フリー・ジャーナリストでブログ報道者でもあるジョシュ・ウルフ氏が記事素材の提供を拒んだとして投獄していることを批判した。
これに対し、米国務省はアルジャジーラに対してコメントを避け、RSF報告については関知しないと述べた。
「報道の自由のための記者委員会」のルーシー・ダルギッシュさんはアルジャジーラのインタビューに対し、米国が今なお、ジャーナリストが仕事をするのに比較的安全な場所であることを考慮するのが大切だとして、「順位は下がっているけれど、米国はジャーナリストとして働くのに最善で最も安全な場所の一つであると思います」と話した。
ダルギッシュさんは、この指数で米国が順位を下げたのは、他の国(の状況)が改善されたためだとして、「ここ数年間で、米国で悪い方にそれほどひどい変化があったわけではありません。他の諸国が報道の自由という点で実質的な改善がなされて、米国の上に立ったのであって、米国の報道の自由が実際に悪い方に向かったというのではない」と話した。
ただし、ダルギッシュさんは、米国政府が何人かのジャーナリストに対して、自己検閲を促そうとするために「スパイ行為」を非難して、「ベールをかぶった脅し」をかけたと述べた。
日本は14番下げて51位、フランスは5番下げて35位となったが、これは5難関で順位を24も下げたことになる。
最も抑圧的な国家は2005年度と代わらず、北朝鮮が最下位の168位で、トルクメニスタン、エリトリア、キューバ、ミャンマーの後塵を拝した。RSFは、目下、核実験で批判の的になっている北朝鮮について、メディアの自由ではさらに下がっていると評した。
最も報道の自由のある国はフィンランドで、次いでアイスランド、アイルランド、オランダ、チェコの順。
ボリヴィアは初めて20位に上がり、ガーナは32位上がって34位となった。北アフリカ諸国も改善されたとして取り上げられた。
アルジェリアとモロッコは過去数年に比べてメディアへの対処が良くなったとされ、リビアは初めて、RSFの入国を認め、政府当局者と話し合いしたという。
2005年の指数ではトップだったデンマークは、イスラムの預言者ムハンマドについての論議を呼んだ戯画(昨年公刊)の作者に対する脅迫があったため、19位に落ちた。
RSFはまた、戦闘で荒廃したレバノン、イスラエル、スリランカのような諸国で、報道の自由が侵されたと述べた。
スリランカについては、同国政府と反政府勢力との戦闘が続いたため、順位が2002年の51位から141位に下がった。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2006年10月25日01時11分