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□米国務省幹部がイラク政策に批判的言辞 米政府はアルジャジーラ報道を否定 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2620240/detail
米国務省幹部がイラク政策に批判的言辞 米政府はアルジャジーラ報道を否定
【アルジャジーラ特約21日】米国務省の1幹部がアルジャジーラ・テレビのワシントンでのインタビューで、米国政府がイラクで「傲慢」と「愚行」を示してきたと発言した。
この高官は国務省近東局のアルベルト・フェルナンデス外交広報室長で、「私たちは(イラクで)最善を尽くしましたが、批判される余地はたくさんあると思います。なぜなら、イラクにおける米国の側には傲慢さと愚行があったからです」と語ったのである。
フェルナンデス部長はまた、米国は宗派間の暴力の高まりと打ち続く戦闘を終わらせるためには、イラクのアルカイダを除外して、いかなるイラク人グループとも話し合いの用意があるとして、「いつでも話し合いに応じますが、それは私たち全員が、イラクにおける地獄のような殺し合いの終わる日こそ、実効性のあるイラクの国家的和解につながると知っているからです。イラク政府もそう確信しています」と述べた。同部長はアラビア語でインタビューに応じた。
これに対し、米国務省のマコーミック報道官は21日、フェルナンデス室長は自分のインタビューでの発言が正確に引用されていないと主張していると述べた。同報道官は「彼(フェルナンデス部長)が言っているのは、それが正確な引用ではないということです」と言明した。
アルジャジーラは、フェルナンデス室長とのインタビューは何度もチェックしたが、コメントは正確で、「傲慢(アロガンス)」「愚行(スチューピディティ)」という言葉は使われたと声明した。
このインタビューは、非合法化されたフセイン・イラク元大統領のバース党スポークスマンが、アブ・モハメッドという偽名を使って、米国は面子をつぶさない形でのイラクからの撤収を求めているが、米軍に反対している戦士たちは交渉の準備を整えながら、武器を置いてはならないと述べた後に行われた。
アブ・モハメドなる人物は、米国が話し合いを開始できるには、幾つかが条件が満たされねばならないだろうと述べた。
その条件の中には、フセイン時代の国軍の任務復帰、フセイン政権失脚以後に採択されたすべての法律の廃棄、抵抗戦士の集団をイラク国民の唯一の代表として承認すること、米軍その他の外国軍隊の段階的・無条件のイラク撤退などが含まれていた。
この人物は「占領者どもは面子を救えるような出口を探している。レジスタンス(抵抗勢力)は、どの党派も共に、敵が膝を屈して、交渉のテーブルにつくか取引に応じるまで戦い続ける決意である。神の助けで屈辱的な敗北を与えるまで」と述べた。
フェルナンデス室長はこの声明について、「この声明には茶番めいた要素がある。・・・現実から極めて遠いものです」と語った。
この米外交官の発言は、過去数週間に米政府高官がイラク情勢に関して行った一連の暗い見通しの一つとなっている。
ブッシュ米大統領は、イラク駐留米軍にとって「今は厳しい」と認めた。
イラク駐留米軍のスポークスマンであるウィリアム・コールドウェル少将は、過去2カ月間にわたって米・イラク両軍が暴力を鎮圧しようとする作戦を実行したにもかかわらず、ラマダンの最初の3週間で、首都バグダッドにおける攻撃は22%増大したことを認めた。
(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2006年10月24日15時38分
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投稿者 gataro 日時 2006 年 10 月 23 日 11:46:11: KbIx4LOvH6Ccw