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[ウィーン 23日 ロイター] 外交筋によると、イランは今月初めに核燃料濃縮施設で、ウラン濃縮に使う新たな遠心分離機164基を組み立て、回転試験を実施した。ただ、濃縮に使う六フッ化ウラン(UF6)ガスを注入する作業は行っておらず、遠心分離機を真空のまま稼動させ、耐久性を確認しているとみられる。
国際原子力機関(IAEA)に近い外交筋は、イランが、核保有国となったことを示唆するような「工業規模」の能力を得るまでには依然として時間を要すると指摘。「新しいカスケードが今月初めに稼動したが、真空のままで耐久力をテストしているようだ」と語った。
この新たな遠心分離機稼動について、イラン当局からのコメントは今のところ得られていない。ただ、同国のアハマディネジャド大統領は23日、イランが政治的圧力によって核開発から撤退すると西側諸国が考えるならば、それは間違いだと述べていた。
米国務省のマコーマック報道官は、この報道について確認できないとしたうえで、米国はイランが大規模な生産に向けて開発を進めていることを懸念する、と述べた。
(ロイター) - 10月24日10時26分更新
イラン、2台目のウラン濃縮装置稼働…IAEA関係筋
【ソフィア=石黒穣】ロイター通信は23日、国際原子力機関(IAEA)に近い外交筋の話として、イランが中部ナタンツのウラン濃縮施設で、2台目の濃縮装置カスケードの設置を完了し、試験運転を今月から開始したと伝えた。
イランのカスケードは遠心分離器164個で構成。カスケード1台では、10年余の連続運転で核爆弾1個分の高濃縮ウラン生産が可能。2台体制ではこの期間が半分の5年余となる。
イラン核問題をめぐっては、英仏独が、イランを濃縮活動停止に追い込むため、国連安全保障理事会での採択を目指し、制裁を盛り込んだ決議案の草案作りに当たっている。この時期にイランが濃縮活動を拡大させたのは、濃縮活動の進ちょくぶりを誇示して、停止に応じない意思を明確にする狙いと見られる。
(読売新聞) - 10月24日11時8分更新
核燃料を自国で生産しようとするのは至極当然のことと思う。
それだけ余裕があることが前提でしょうけど。
これの影響(資金的)で自国民の生活が、成り立たないようなら問題だと思う。
他国の締め付けで、苦しくなるのは、別問題だと思う。
余裕があるうちに次の手立てをしていくのは、政府としては、当然の行動でしょう。
軍事転用しないことを願いつつ・・・・