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□金正日頼みになった安倍の悲鳴 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2822465/detail
金正日頼みになった安倍の悲鳴
政権スタートから3カ月目にして、安倍内閣の支持率が早くも50%を割り込んだ。官邸周辺からは悲鳴が上がり、復党反対派は「だから言った通りだろう」とニンマリだ。
「先週末、フジ・産経の世論調査で、支持率が9月の63.9%から16ポイントも下がって47.7%に落ち込んだ。政権内には衝撃が走っています。一番慌てているのが中川秀直幹事長。今回の復党劇で、“平沼議員以外の11人を戻す方向でやる。これなら支持率が50%を切ることはない”と、安倍首相を口説いた経緯があるからです。首相は内心、“幹事長の読みは全然違うじゃないか”でしょう」(官邸事情通)
中川幹事長が慌てている理由はまだある。支持率急落にもかかわらず、参院サイドが「落選した造反組も年内に復党させた方がいい」(片山参院幹事長)などと“要求”を強めていることだ。
嫌がらせのような要求に、よほどカチンときたのか、中川幹事長は訪問先のメキシコで報道陣に「来年の参院選に向けて決定済みの候補者の見直し作業を年内に始めたい」とぶち上げた。
「今の状況はまずいね」と言うのはある自民党議員だ。
「どうも衆参がバラバラになってきた。来年の選挙で一票でも多く基礎票が欲しい参院側は、無所属議員だけでなく、落選議員の後援会票も欲しい。で、片山発言なのです。しかし、中川幹事長にすれば“落選組まで復党させたら支持率はさらに急落して、安倍政権はもたなくなってしまう。それよりも、四国や九州の勝てそうにない1人区候補を何人か差し替えた方が得策”と考えている。しかし、参院の選挙区候補は青木幹雄議員会長や片山幹事長が決めたことであり、今さら差し替えたら責任問題。譲るわけにはいかない。中川幹事長と参院のバトルがエスカレートすることになったら、また醜い自民党をさらけ出すことになる」
しかも安倍首相が“失地回復”を狙って仕掛けた道路特定財源の一般化では、自民党内ばかりか公明党からも総スカンだ。「公明党を怒らせて参院選が戦えるのか」なんて声まで出ている。
「安倍首相は、こういうときの切り札に“電撃訪中”をとっておけばよかったが、使ってしまった。残るは、金正日にまた暴れてもらうしかない。とにかく支持率だけで求心力を保っている安倍首相だから、40%に近づいていったら、党内はバラバラ、一気に赤信号ですよ」(前出の事情通)
金正日だけが頼みになってきた安倍首相なのである。
【2006年12月4日掲載】
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