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イラク復興支援特措法に基づき、航空自衛隊がイラクで行っている空輸支援のルートと運航日程が5日、分かった。C130輸送機が1週間に4回、クウェート−イラク間を往復。バグダッドへは週2回、うち1回は北部のアルビルまで運航、残り2回は南部のタリル空軍基地へ出向き、多国籍軍の後方支援に便利なように定期便化している。政府はルートや空輸物資を公表しないまま、8日の閣議で派遣の基本計画の3度目の延長を決める方針だ。
空自はクウェートを拠点に、約200人の隊員が輸送支援を続けている。陸上自衛隊がサマワに駐留していた6月までは、クウェートのアリ・アル・サレム空軍基地とタリルを週4回前後往復し、主に陸自の交代要員や補給物資を空輸していた。
関係者によると、陸自撤収後は多国籍軍を指揮する米軍の要請で、曜日を決めてクウェート−バグダッド間、クウェート−バグダッド−アルビル間の空輸をそれぞれ週1回、実施。クウェート−タリル間はバグダッドへの空輸がない日に週2回往復している。
バグダッドへの空輸は7月31日から始まり、これまで約35回にわたって行った。利用しているのは、バグダッド国際空港近くの米軍基地という。
防衛庁は「作戦行動にかかわる」として空輸の中身を明らかにしていないが、輸送任務には国連関連の人道復興支援物資だけでなく、多国籍軍の兵士や物資の空輸も含まれている。関係者は「武器・弾薬は空輸していないが、迷彩服姿の米兵が乗り込むことは珍しくない」という。
名古屋市の弁護士が情報公開法に基づき、防衛庁に空輸物資の開示を求めたところ、公表されたのは2004年3月3日に顕微鏡、心電計などの医療機器を空輸した1件だけだった。これは最初の空輸として報道陣に公表したもので、この空輸を除く420回の空輸実績については内容を公表していない。
http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20061206/mng_____kok_____003.shtml
「東京新聞」12/6朝刊
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