| Tweet |
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20061204/mng_____sya_____002.shtmlより転載。
大阪高裁判事自殺か
住基ネットに違憲判断
３日午前９時５分ごろ、兵庫県宝塚市山本台１、大阪高裁部総括判事竹中省吾さん（６４）が、自宅２階で首をつっているのを妻（５９）が見つけ１１９番した。竹中さんは間もなく死亡が確認された。
宝塚署は自殺とみて動機などを調べている。遺書は見つかっていない。
竹中さんは住民基本台帳ネットワーク（住基ネット）訴訟控訴審の裁判長。１１月３０日の判決で「拒絶している住民への適用は違憲」とする初の高裁判断を示した。
調べでは、竹中さんは自宅２階の書斎で、ショルダーバッグのベルトをパソコンラックに掛け首をつっていた。妻と２人暮らしだったという。
高裁によると、１日は通常に勤務。４日も裁判期日が入っていた。
兵庫県出身で１９７０年に判事補。神戸地裁判事、広島家裁所長などを経て２００４年９月から大阪高裁部総括判事。
神戸地裁では「尼崎公害訴訟」を担当。１９９９年２月、企業が総額約２４億円の解決金を支払う内容で和解を成立させた。２０００年１月に、判決で排ガスの排出差し止めを初めて命じた。
■「誠実な人…」 死悼む関係者
「無視できない欠陥がある」と、住基ネットの問題点を明快に断じた違憲判決から３日。竹中省吾判事の悲報に接した関係者からは「誠実な人だったのに」「残念」と驚きと戸惑いの声が漏れた。
竹中判事は裁判官生活３６年のベテラン。神戸地裁時代には、大気汚染による健康被害を住民が訴えた「尼崎公害訴訟」の裁判長として、企業側と一審判決前の和解成立に尽力し、国などに対する判決では大気汚染訴訟で初の排ガス差し止めを命じた。
また昭和天皇の大喪の礼当日に天皇制反対集会の施設使用をめぐる訴訟で、使用申請書を受理しなかった大阪市の対応を違法としたり、政治的迫害の恐れを訴えたが退去強制処分を受けたミャンマー人男性を難民と認める異例の逆転勝訴を言い渡したりするなど話題の判決に携わってきた。
尼崎公害訴訟弁護団の野口善国弁護士は「冷静に原告、被告双方の意見を聞こうとしていた。人の痛みが分かる裁判官だった」と残念そうだった。
=================================
【heart】
できれば犯人を捕まえたい。圧力をかけた奴を牢屋にぶち込みたいです。
それが無理でも、少なくとも「事件」を忘れないことが一つの供養になると思います。
≪関連投稿≫
大阪高裁判事自殺か 住基ネットに違憲判断 [CHUNICHI WEB PRESS] 【共同通信】
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/813.html
投稿者 いいげる 日時 2006 年 12 月 03 日 19:43:48: Xn2tbFdBriSHs
＜住基ネット＞大阪高裁：「個人情報提供を拒否する住民への運用は憲法13条違反」（asahi.com）
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/748.html
「個人の利益は国家の利益に勝ると裁判所が判断」「高裁レベルで憲法13条に反すると判断したのは画期的」（東京新聞紙面より）
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/752.html
▲このページのＴＯＰへ HOME > 政治・選挙・ＮＨＫ28掲示板
フォローアップ:
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。