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□平沼 形だけ復党願、誓約書は出さず [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2790156/detail
平沼 形だけ復党願、誓約書は出さず
郵政民営化に反対した造反組の復党問題はあっと驚く結末になった。中川秀直幹事長が提示した復党の条件に反発し、復党願を見送るとみられていた平沼赳夫元経産相も含めて、現職の造反議員12人が全員、復党願を提出することになったのだ。ギリギリの決着の裏で、一体何があったのか。
平沼赳夫ら造反議員12人は27日午前、永田町の平沼事務所に集まり、復党願への対応を協議した。平沼はきのうも地元の岡山で支持者と会合を重ね、「筋を通してこそ政治家」と励まされた。平沼自身も「一方的に幹事長に突きつけられた条件をのんで、私の未来が開けるのか」と語り、復党は見送る考えを示唆していた。
ところが、会合では11人が必死で平沼を説得したようだ。そのため、平沼は復党願は出すものの、中川幹事長が要求していた誓約書は書かないことで決着した。
中川幹事長が出していた復党条件は(1)郵政民営化を含む政権公約の順守(2)安倍首相の所信表明演説への支持(3)反党行為への反省と今後の党則順守――で、誓約書の提出も求めていた。
誓約書には「遺憾」「反省」などの言葉が盛り込まれる見通しだが、平沼は「屈辱的な誓約書は書けない。私の復党願は受理されないだろう」と語った。党執行部は党紀委員会を開き、復党願の扱いについて協議を始めるが、11人の先行復党は認められるものの、平沼の復党は認められないとみられている。
「小選挙区制の下で無所属議員を貫くことは、厳しい。政党助成金は入らないし、政治活動もできない。中川はそうした窮状を見越して、ハードルを上げた。世論調査が復党反対だったことも中川の強気を後押しした。しかし、平沼が拒否したことで、党内は大モメになりそうです。中川のゴーマンな手法に青木幹雄参院議員会長や森元首相は激怒。中川政調会長も『天安門事件のようだ』と批判した。平沼が戻らないことで、さらに中川幹事長への風当たりは強くなるのは間違いありません」(自民党関係者)
安倍首相は「なんでこうなったんだ」オロオロしているというから、情けない話だ。造反組が戻ったことで、チルドレンの反発も必至。自民党は内紛の火種を抱え込んだことになる。
【2006年11月27日掲載】
2006年11月30日10時00分
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