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□あの「ビョーキ」が再発? 核論議・中川昭一政調会長 [週刊文春]
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20061130-01-0702.html
2006年11月30日
あの「ビョーキ」が再発? 核論議・中川昭一政調会長
核論議を果敢にぶち上げ、自民党切ってのタカ派ぶりをアピールした中川昭一政調会長。安倍晋三首相や麻生太郎外相の援護もあり、大いに意気上がっていると思いきや、またしても酒に溺れる悪い癖が再発し、周囲を困らせている。
帰宅時は毎晩のように泥酔状態。待っていた番記者に「核武装ですが……」と問い掛けられて、「貸金業?」と聞き返すほどだ。
十一月初旬には、前夜の深酒が残っていたのか、都内のホテルで午前八時半から行われた自民・公明両党の幹事長・政調会長・国対委員長が集まる与党最高幹部の会議に一時間近く遅刻。「部屋を出る時も千鳥足で、廊下の壁に向かって突進して行った。慌てて向きを変え、SPに体当たりして抱き抱えられていた」(テレビ記者)こともあった。
もともと酒好きだったが、今年一月、衆院予算委が中川農水相(当時)の答弁で空転し、「外遊の時差ぼけに腰痛の鎮痛剤が効きすぎて頭がぼうっとしていた」との釈明にもかかわらず、「酔っていたんじゃないか」との噂が浮上。当時の小泉純一郎首相から「ほどほどに」とたしなめられたこともあり、控えていたはずだった。
ところが、盟友の安倍首相から党三役に抜擢され、せっかく将来の「ポスト安倍」候補にラインナップされたのに、今の自民党執行部では前政調会長の中川秀直幹事長が重要政策も自分で仕切ろうとするため、予算編成シーズンにもかかわらず、中川昭一氏の出番はほとんどない。核論議を提唱してようやく気を吐いたが、「風当たりの強さは予想以上だった」(同前)。
小選挙区時代の政調会長ポストは、政策調整を通じて予算配分の最終決定権を握るため、務め方次第で幹事長以上の実力が付く。亀井静香、山崎拓、麻生太郎の各氏は、いずれも政調会長時代に全国規模の政治献金システムを築いたからこそ総裁選に立候補できたが、額賀福志郎、与謝野馨両氏のようにうまくいかない例もある。
中川昭一氏にとって、今まさにトップを狙えるかどうかの正念場。安倍首相と気が合うのは、中川昭一氏も総裁選に敗れて自殺した父・一郎氏の遺志を継ぐ政治家としての境遇が似ているためでもある。「亡父の悲願」を果たすためにも、酒に溺れている場合ではないのだが……。
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