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http://www.zakzak.co.jp/top/2006_11/t2006112910.html
都心の1等地にありながら超破格の家賃で問題となっている議員宿舎を、あろうことか別邸として使用している国会議員がいることが29日、分かった。都内に豪邸を構えながらも“不法占有”を続ける議員。なんと勉強部屋や打ち合わせ、支援者の宿泊施設として使用する実態も明らかとなった。あきれた実態を暴露する。
現在、改装中の赤坂議員宿舎の代替宿舎を使用しているのは、自民党古賀派の衆院議員で農水政務官の福井照氏(52)=高知1区、当選3回。
福井氏は昭和51年に東大工学部を卒業後、建設省=当時=の官僚を経て、平成12年6月に初当選した。関係者によると、当選直後から議員宿舎に住んでいたというが、入居の4カ月前、福井氏はすでに都内に土地付き一戸建ての住宅を新築しており、別邸という“確信犯”で議員宿舎に入居を始めた。
現在の仮宿舎は、東京都港区三田にある地上25階建ての超高級マンションで、東京メトロ南北線麻布十番駅まで徒歩2分という好立地。約110戸のうち80戸が議員宿舎として使用され、広さは2LDK程度。家賃相場は月約60万円だが、福井氏の負担は5万円前後とみられる。
豪華なのは“別邸”だけではない。福井氏の本宅は世田谷区代沢、京王井の頭線池ノ上駅から徒歩5分ほどの閑静な住宅地にあった。地下1階地上2階(総面積162平方メートル)、ガレージ付きの豪邸には堂々と「福井」の表札が…。
議員宿舎の入居については「議員宿舎の入居基準」という規定が存在する。それによると「東京23区内に住居を有する議員の議員宿舎への入居はご遠慮願う」とある。
さらに今年6月には衆院議運庶務小委員会で基準が改定され、「23区内に住居を有する議員は、議員宿舎に入居できないものとする」と基準は一層、厳しくなった。23区内に住居を所有していた場合は、「直ちに議員宿舎を退去しなければならない」としている。
一方で特別の事情があれば同委委員長が入居を許可すると定めている。ただし、規定の改定は議運理事会で了承されたものの、現時点で「施行は未定」(衆院事務局)と、改定は見かけ倒しのようだ。
この問題に福井事務所は「間違いないです。議員宿舎はお借りしています。周りの勧めもあって当初から勉強部屋や打ち合わせ用として使っていた。6月の改定を受け、『これではまずい』ということで、議員本人も引き払う方向で進めている。(基準の)特別な事情はありません」(政策秘書)と回答。
さらに「議員は世田谷の自宅で暮らしている。宿舎は秘書や親族、支援者が宿泊することもあった」(同)といい、人様の血税がつぎ込まれている宿舎は、ホテル代わりに使用されていた。
議員宿舎を管理する衆院事務局は「(入居については)個人情報なので教えられない」。国民の税金が使われている点を問い詰めると、「議員が使用料を払っていますから」(同)と、へ理屈をこねた。
通勤圏内に家があるのに宿舎を使う議員も議員、それを放置した事務局も事務局。永田町のジョーシキは、国民の常識とは格段の差があるようだ。
ZAKZAK 2006/11/29
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_11/image/t2006112910fukui.jpg
議員宿舎を勉強部屋やホテル代わりにして“占有”する福井照衆院議員。都内にはこんなご立派な自宅が!=東京都世田谷区
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