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□造反組復党の命運を握る「カネの威力」 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2780496/detail
造反組復党の命運を握る「カネの威力」
郵政造反組12人は、民営化賛成の踏み絵を拒む平沼赳夫氏を含めた「完全復党」を目指し、一致団結ムード。しかし、懐事情を探ると、それぞれ温度差があるようで……。
党執行部と造反組が、そろって復党問題の年内決着にこだわる理由はズバリ、カネの問題だ。
「毎年、各政党に支給される政党交付金のうち、半分は1月1日時点の各党所属の議員数で決まる。無所属議員の配分はゼロで、その分は受け取り拒否の共産党以外の各党で山分けされてしまう。12人の年内復党なら、自民党単独で約2億7800万円が転がり込む計算です」(政界関係者)
造反組の大半の台所事情は苦しい。離党により1人年間2000万円ほどあった政党交付金を受け取れないだけではない。企業・団体献金が集められる「政党支部」の看板を奪われたことが大きな損失となっている。
例えば、野田聖子氏の場合。昨年の政治資金収入の総額9777万円のうち、政党支部の収入は3837万円もあった。総収入の約4割を占めた大口収入を失い、交付金ゼロとのダブルパンチで「年間6000万円かかる」(事情通)活動費がまかなえないという。
かつては派閥のドンだった堀内光雄氏も惨状は同じだ。昨年の総収入5121万円のうち、半分以上の2627万円は長男が代表を務める自民党職域支部から政党支部への寄付だった。その他の議員も個人献金を呼びかけたり、秘書をリストラしたりと、塗炭の苦しみを味わっている。
「ここでも例外は平沼氏で、昨年の政治資金の総額4億2421万円は全国会議員でもトップクラス。しかも、パーティー収入が3億円近くもあり、政党支部の収入は2785万円に過ぎません。執行部の水向けに強気でいられるのは、資金力がモノを言っています」(自民党関係者)
年内に12人で新党結成なら、約2億7600万円が交付されるが、交付金目当てとの批判を浴びるのは必至。復党にしろ、新党にしろ、最終的にモノを言うのはカネである。
【2006年11月25日掲載】
2006年11月28日10時00分
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郵政造反組 新党構想 [ゲンダイ]
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/575.html
投稿者 white 日時 2006 年 11 月 27 日 16:20:56: QYBiAyr6jr5Ac
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