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平沼氏、復党見送りを示唆 中川幹事長は堀内氏と会談へ
http://www.sankei.co.jp/news/061125/sei006.htm
郵政「造反組」の復党問題で、無所属議員12人のリーダーである平沼赳夫元経済産業相は25日、岡山県津山市で開かれた後援会の会合で、反党行為への「総括」を迫る自民党の中川秀直幹事長の手法を改めて批判した。その上で「一方的に一人の幹事長に突きつけられた要求をのみ、変な形で戻っても何の主導権も発揮できない」と述べ、復党願提出を見送る考えを示唆した。
一方、造反組の重鎮である堀内光雄元総務会長は中川氏に会談を要請、中川氏は26日に応じる考えだ。堀内氏は12人全員の一括復党を要請するとみられるが、中川氏は復党条件を緩和する考えはなく、27日昼の復党願提出期限までギリギリの協議が続きそうだ。
「自民党を愛しているが、今の自民党はどこかおかしい」
平沼氏は後援会幹部ら約150人を前に郵政民営化や郵政解散後の自民党のあり方に不満をぶちまけた。「自民党は無所属議員12人を復党させ、参院選の議席の目減りをできる限り減らしたいと考えている」と復党問題を自分たちの「票目当て」と断じ、「私は筋を通し信念を重んじて行動してきた。これからも筋を通す」と述べた。
後援会幹部も「信念を曲げてまで復党すべきでない」との意見が大勢を占めたため、平沼氏は別の会合では「まだまだいくらでも(復党の)チャンスはある」と述べた。
一方、中川氏は25日、広島市内で講演、「安倍晋三首相は本音は、(造反組との)院内統一会派だが、それが困難ならば、国民、党員の理解が得られる形でやってほしいと考えている」と述べ、自らは首相の意向を受けていることを強調した。さらに、「政治に情は必要だが、筋を通すことも大事だ。政治は非情さを持たねばなりたたない」と述べ、青木幹雄参院議員会長らが求める復党条件の緩和には応じない考えを改めて示した。
無所属議員と院内会派を作る構想はもともと中川氏の持論。首相は自民党総裁選前までは、無所属現職議員の一括復党に前向きだったが、一時この構想に傾いたとみられる。一方で、青木氏や森喜朗元首相らは落選組も含めた一括復党を首相に要請していたという。こうした意見対立を残したまま、復党問題を先送りしてきたことが、混乱を招いたとの見方が強い。
(11/25 21:06)
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