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□耐震計算偽造:台東の賃貸マンション、処分いまだ迷走 [毎日新聞]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2758927/detail?rd
耐震計算偽造:台東の賃貸マンション、処分いまだ迷走 /東京
◇所有者と施工者対立、不安続く周辺住民
耐震データ偽造事件で、強度が0・76と判明した台東区の賃貸マンション「フラットファースト雷門」(5階建て、17戸)の処分が迷走、建物が塩漬け状態になっている。取り壊しを主張する所有者の男性と、改修で足りるとしている施工者の「シノケン」(福岡市)が対立しているためだ。「いつまで危険な建物が残っているのか」。事件発覚から1年、周辺住民は不安な思いを抱えたままだ。【種市房子】
このマンションは、都内の男性が土地・建物を所有している。姉歯秀次・元1級建築士=建築基準法違反などで公判中=がデータを偽造、シノケンが工事を請け負って04年4月に完成した。昨年12月に一連の事件を受けてシノケンが調査をしたところ、強度不足が判明、今年3月には住民が全員退去した。
一連の事件で国が示した基準によると、強度0・76ならば取り壊しは必要ないが、改修が必要だ。シノケンと男性は今年1月、台東区に「改修で対処する」と意向を伝えた。しかしその後、男性は、シノケンの負担による取り壊しをするよう主張をかえたため、両者が対立している。
マンションは三方が住宅に囲まれた密集地。周辺住民はシノケン・男性双方に、建物の現状や対処法を説明するよう再三求めたが、返事はないまま。今年10月になって周辺住民が集会を主催。両者はその場に呼ばれるかたちで、建物の現状を説明し対処法は未定だと伝えた。
シノケンは毎日新聞の取材に対して「改修で対応する予定だが、所有者の男性と主張が食い違うため協議中だ。方針が正式決定したら周辺住民に説明しようと思っていた」と答えた。しかし、周辺住民の森下喜一さん(57)は「強度不足を是正してほしいのはもちろんだが、関係者サイドからの説明が一切なかったことに怒りを覚える。私たち周辺住民は置き去りだ」と話している。
2006年11月23日11時26分
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