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(回答先: 審議拒否を投げたら 民主党に明日はない! 〜 こんな狂った国会 解散にもっていけない野党は 野党をやめろ! 投稿者 新党を欲する人 日時 2006 年 11 月 20 日 21:51:39)
議会制民主主義というのはブルジョワジーがおのれの利害ば貫徹するためにこしらえた、被支配階級を騙すための幻想であり、この幻想に対する幻滅は怒りとなって怒涛のごとく今の国会へ押し寄せている。現在の国会はすでに戦前の翼賛議会そのものだ。「野党」がいかに頑張ったところで、所詮「勝てない」システムだ。そうこうしているあいだに、戦後60年を経過しているにもかかわらず、あい変わらずすべてを議会での「審議」に集約するのが「野党」だな。いやというほど国民の良心なんどという歯の浮くような美辞麗句が与党野党双方から垂れ流されるけれども、実際には当選するのは与党。まかり間違って野党が多数であったとしても、政権は自民党プラスどこかの馬の骨とくっついて悪いことをする。
歴史的に反省するならば、野党民主党は旧社会党系(右派プラス左派の一部)と保守党および自民党の一部、自由党の連中で、破れ傘のもとに野党の多数派を形成すてる。しかしこの民主党をみればわがるとおり、旧社会党員の圧倒的多数がただただ集票目的で民主党員の半分を形成すてるわけで、主義主張はすでにブルジョワ(実質は小ブルジョワ)である。んだから安保容認、自衛隊容認だ。これが村山内閣の成立時の政策的「大転換」だったわけだす。(福島瑞穂の社民党は村山の過ちを過ちとして認め、最近安保・自衛隊反対に転換すた)
こういう小ブル意識にのっかった政党(民主党内旧社会党系)はすでに、与党と遜色なし。イデオロギーもそうだ。与党と同じ論理の枠内での枝葉末節の違いだけを(つまり民主党は、現在的には独占ブルジョワジーのマイナーな部分と小ブル=市民主義者とすての利害を代弁すてる)論じ合うだけであって、所詮国会論議もコップの中の嵐的な状態さなってんべすい。んだから総体とすては民主党は国民の右翼的な意識ば醸成する機関とすて、与党補完勢力さなり下がってる。ま、労働者階級ば裏切ってきてるわけだすな。
さて狂算頭の場合も同様で、今回の沖縄知事選挙でも明らかなように、野党連合でぶつかったはずだのに、野党のそれぞれの思惑の違いが敗北の原因となったとされてるみたいだすが、実際は違うんでねのけ?昨年から今年にかけて戦われた沖縄の普天間基地移転について、名護の辺野古への基地移転が決定すたっつのに、実際は辺野古住民の上空ば通過するV字型滑走路が導入されるこつさなった。すがす、稲嶺知事の欺瞞的ポーズば見抜くこともねぐ、「島ぐるみ」運動さ、辺野古への基地移転闘争ば歪曲すた。これは狂算頭が沖縄の独占ブルジョワジー(民族ブル)の票ばその集票主義から獲得するこつがでけるなんて夢想すて、狂算頭本部の独占ブルジョワジーとの提携まで唱えていることと符号する。つまり階級対立ばあいまいにすて「浮動票」ば狙う、っつう前衛党とすては絶対にやってはならねえこつばやってんだ。沖縄では階級的矛盾が、安保条約(軍事同盟)さによって規定され、それゆえに諸矛盾が爆発すてる。そだら問題はすべて後景さ押しやって自党の最大の関心事である「票」の獲得。これだけが自己目的化される。その結果、安保抜きの反基地闘争なんつても空気のはいらねえズブズブ集票主義で茶を濁した。沖縄での民主主義は、デモでもわがるとおりかなり戦闘化すてんだども、それは民主主義の一方の大事な意思表示であり、示威行為であり、これも憲法で保障されてる。実際には階級運動が高揚すてるのに、それさ水を差し、票をくれ、ただそれだけの運動に「運動」を矮小化すてる。ブルジョワジーば組織化対象さすることほど反労働者的なことはねえ。
今後も国政選挙のあるたびに、このことはより純化され、とどのつまりは狂算頭すら与党と変わらねえ政策宣伝さ現を抜かすこつさなんべすい。それゆえに国民(本質は労働者)は野党にまで支配される奴隷となんべすい。このことをおらは恐れる。
一度議会ってなんだべ、っつ真剣に考えたほうがええ。
狂算頭の場合は独自の「革命論」さもとづいて、いまやブルジョワジーまでがともに進む仲間だっつ。
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