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福岡市長選は民主、沖縄知事選は自公、まあ、こんなもんだろうというのが正直な感想だ。気になるのは地方選に対する国会とマスコミの節操のなさと浅はかさだ。
そもそも、沖縄知事選を睨んで政府が教育基本法改正案の採択をしたり、野党が審議を拒否したりするのはおかしい。
スケジュール変更や戦術はそれなりにあってしかるべきだが、国会審議が沖縄知事選の投票に影響すると短絡する永田町のセンスがどうにも理解に苦しむ。
知事選の争点は基地問題と経済問題と言われた。
週末、期日前投票を済ませ、遊びに来た沖縄の友人と知事選について話したが、沖縄では教育基本法への関心は薄い。というより、沖縄の学校は本土の教育政策に忠実に応えようとしている。だから高校単位未履修は私立高校で一件あったくらいで公立はゼロだという。
当然、イジメ自殺もない。
ちなみに日の丸君が代については、学校は決まりごとはやる、というスタンスでそれ以上の思いはないという。つまり反戦意識もないかわりに愛国心の象徴としてもとらえていないということだ。
そんな地方の知事選を睨んで、永田町が教育基本法を巡って与野党が腹を探り合う様は茶番というより、滑稽ではないか。
もっとも政治家が沖縄を気にしているのは法案の中味ではなく、審議の印象だというのだから、もはや何をかいわんやである。
そんな中で、沖縄知事選が行われ、経済重視の自公推薦候補が勝利した。基地問題も重要だが背に腹は変えられないという県民のホンネだ。それだけ沖縄の経済状態は深刻なのだ。
つまり、この結果は政権支持とは別問題なのだ。
しかし、それでもマスコミは参院選で野党共闘睨む小沢民主に試練と騒ぎ立て、みそもくそも一緒、地方選も国選も一緒の見方を変えない。
まぁ、この期に及んで刺客がどうした復党がどうしたとやっている自民党も同じ穴のムジナだ。
民主党にしても、最近、党内で集団的自衛権の解釈をめぐり、小沢代表がかねがね主張していた国連軍創設を引っ込めるなど、党の根幹にかかわる弱気な姿勢が目立つ。
とにかく、唯一小泉さんを評価できる、「国民にわかりやすい政治」が、早くも「わかりにくい政治」に戻り始めていることだけは確かだ。
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