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□野田氏ウハウハ、ゆかり氏グラグラ…復党問題マドンナ対立岐阜1区 [スポーツ報知]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2743223/detail?rd
野田氏ウハウハ、ゆかり氏グラグラ…復党問題マドンナ対立岐阜1区
郵政民営化法案に反対し自民党を離党した造反組の復党問題で、現職議員の先行復党に向けた動きが週明けから本格化する。元郵政相の野田聖子氏VS佐藤ゆかり氏による「女の戦い」が激化する岐阜1区を始め、各選挙区はピリピリムード。党内でも反対派は「政権に打撃を与えかねない」と警鐘を鳴らせば、落選組は「安倍首相にお仕えしたい」と今後の復党に期待をのぞかせる。小泉政治の“負の遺産”に揺れる自民党のお家騒動に改めて注目してみた。
「何のために私はここに来たの? という感じではないでしょうか」ある地元関係者は、ゆかり氏の今の心境をこう推測した。「ほかにもっと楽な選挙区はいくらでもあったのに、落下傘でここに来た結果が、これですから…」
昨年9月の衆院選で岐阜1区に刺客として投入され、造反クイーンの野田氏と激突したゆかり氏。小選挙区では野田氏に敗れたものの、比例代表で復活し、野田派が根強い地元に浸透するため奮闘してきた。
ところが、ここにきて野田氏の復党はほぼ確実な流れに。10月に中川秀直幹事長が岐阜入りし造反組の復党を「検討したとか、考えてるとか一切ない!」と叫んだのも今となっては、ただのその場しのぎだった。
野田氏とのコスタリカ方式など共存の方法はある。しかし、もともと野田氏支持だったのにもかかわらず、党の方針に従いゆかり氏側についた市議や県議らにとっては受け入れがたいようだ。「この1年は何だったのかということになる。その人たちが一番、つらい思いをしています」(別の関係者)。
“マドンナ対立”の激化はすでに、来春に統一地方選挙を控える地方議員らを直撃。10月下旬、選挙区支部会合で支部長のゆかり氏は「反党行為があった」などとして、野田派県議2人の県連への公認申請を見送った。野田派が幹部を占める岐阜市連はこれに反発。泥沼化している。
この間、ゆかり氏は暗闘に打ち込むあまりか、秘書らに「守秘義務誓約書」なるものに著名、押印させるなど強権を過酷に発動。激務や不信感から今夏までに秘書らが6人も事務所を去るなど、正念場に向けて足元は揺らいでいる。
一方、野田氏サイドはウハウハ。後援会組織は岐阜市内を網羅し、村瀬恒治会長は「自民党の支部数より数が多いのでは」と胸を張る。「自分の選挙を考えると、野田氏側につくのが当然」と話す地元議員もいる。
「岐阜に嫁ぐつもりで」とは、選挙時のゆかり氏の殺し文句。果たして本当に嫁になれるのだろうか。
【郵政造反組の復党問題】昨年7月の衆院本会議での郵政民営化関連法案採決で反対票を投じ、同10月に自民党から離党勧告を受け、離党を余儀なくされた衆院議員らの復党を認めるかどうかの問題。昨年の衆院選では、小泉前首相は「造反組」を公認せず、「刺客」と呼ばれる対立候補を擁立した。造反組は無所属で27人が立候補し、13人が当選、14人が落選した。今回、復党を希望しているのは現職組が12人、落選組が10人前後。来年の参院選をにらみ、今年9月に安倍首相就任後、動きが本格化。造反組から平沼元経産相が「窓口」となり、党執行部と交渉している。一方で、この選挙で刺客として造反組と戦った「小泉チルドレン」などが反発しており、波乱含みとなっている。
2006年11月20日08時15分
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