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(回答先: タウンミーティングの調査解明には情報開示が大前提(保坂展人のどこどこ日記) 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 11 月 17 日 18:54:29)
TMやらせ概要、公表せず 説明責任で批判必至
2006年11月17日21時52分
「やらせ質問」が問題化した政府のタウンミーティング(TM)について、政府のTM調査委員会(委員長・林芳正内閣府副大臣)は17日、持ち回りによる第2回会合を開き、全174回分の発言内容の依頼の有無や謝礼金の支払い状況などの調査概要を24日にまとめる方針を決めた。だが林委員長は中間報告にあたるその概要を公表する考えはないとし、最終報告書をまとめる期限も決まっていない。説明責任の観点から政府の姿勢を批判する声が強まりそうだ。
林氏は17日、メンバーと連絡を取り合って(1)質問の口火を切るよう依頼したケース(2)質問者に発言内容まで依頼したケース(3)謝礼金の支払い状況(4)契約状況――などについて調べることを決め、内閣府の作業チームに指示した。20日に第3回会合を開いて作業状況の報告を聞く予定だ。
だが林氏は17日、記者団に対し、24日にまとめる概要は追加調査や精査が必要な「途中経過」だとして「公開は考えていない」と説明。最終報告書は公表する考えは示したものの、今臨時国会中に公表するかどうかなど時期のめどは明言しなかった。
調査手法についても「原則は聞き取り。紙だと情報管理上の問題もある。(情報流出を)想定していろんなものを隠されても困る」と言い、内閣府から各省庁や地方自治体に調査用紙を送る方法はとらず、途中段階での情報流出を避けたいとの考えを示した。
この問題で野党は全面的な調査結果の早期報告を求め、民主党は独自調査の動きも見せ始めている。一方、塩崎官房長官は15日の記者会見で「謝礼金を支払ったTM会場はどこか」と問われ、即答できずに「明らかにしないようなことは安倍内閣ではない」と対応を約束した。だが結局、調査途中での情報公開に消極的な姿勢に転じ、その後は「(内閣府)会計課長に聞いてほしい」と繰り返している。
http://www.asahi.com/politics/update/1117/017.html
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