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(回答先: 「余人をもって代えがたい」から「が」をとりたい ⇒ 余人をもって代えたい―石原都知事(五十嵐仁の転成仁語) 投稿者 gataro 日時 2006 年 12 月 17 日 21:06:13)
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2006/12/post_a851.html から転載。
2006/12/17
石原疑惑への核心証言
12月16日(土)午前中は「わだつみ会」の理事長だった岡田裕之さんに単行本『X』についての相談。午後から書評用の単行本を読む。脳科学に関することなので、なかなか捗らない。そうはいってもおざなりに「はじめに」と「あとがき」を読んだだけで済ますわけにはいかない。そんな書評書きを数多く知っているだけに、ちゃんと読了しなければならないと自覚する。午後3時から池袋でテレサ・テンのドキュメンタリーについての打ち合わせ。中国政府は2007年には取材を緩和して、これまでのようにどこを撮影するかの申請を出さなくてもいいのだそうだ。北京オリンピックのための自由化で、来年だけの措置だ。中国政治は揺り戻しが多いから、できるときに精一杯の取材をしておくことだろう。そろそろ文庫本のための「あとがき」を書かなければならない。最初は新しい章を加筆しようかとも思ったが、長い「あとがき」にすることに決めた。天安門事件から3年。パリで行われた反対集会に参加するテレサの未公開映像を現地で入手した。そのあるシーンからはじめることにする。リブロで石川淳『焼跡のイエス|善財』(講談社文芸文庫)とFOR BEGINNERSシリーズ『ハンナ・アーレント』(現代書館)を買う。石川の作品を再読しようと思ったのは、いま「精神の運動」に関心があるからだ。後者はアーレント生誕100年を記念した著作。人間の寿命などたかだか100年を記念するほどの短さだ。全体主義、労働、革命、公共性などなどの分析で成果を残したアーレントで、いま個人的にいちばん興味があるのは政治の原型としての「活動」である。集合的行為としての「活動」。それは日本的政治を見つめるときのヒントになる。
300議席を超えれば教育基本法でも何でも変えていくことができる。しかし多数決が正しいとはいえない。たとえば禁酒法やソクラテスの処刑も多数決で決まったが、それが誤りだったと歴史は教えている。国会という蛸壺のなかの議論だけで「基本法」を変えるのは蛮行だ。「おもろ」で編集者と待ち合せ。泡盛の古酒を飲み、出版状況や企画の相談。もう一軒と誘われて立教大学の近くにある「マダムシルク」。まるで70年代だ。今年一杯で立ち退きになるという。ここでも形成された文化が消滅を余儀なくされる。地下鉄で「週刊朝日」を読む。石原親子(三男の宏高氏)に対する「裏献金」疑惑で水谷功被告が証言している。この問題では関係者の証言が食い違っているが、そのなかでもキーマンとなる水谷被告だけに、その内容は重い。糸山英太郎氏が焼酎「森伊蔵」の箱に2000万円を入れて渡したことについて、「その話は聞いた。そりゃ、感謝していたわな!」と答えている。もしこれが本当なら石原親子は政治資金規正法違反だ。しかし東京地検特捜部が関心を持っているのは請託だという。水谷建設の巨額脱税事件の捜査の過程で事情を聞かれたある人物は、石原都知事の別問題を問われている。「週刊朝日」でも会合に同席した埼玉の石材業者を紹介した糸山氏が「東京都の事業でよろしく」と言うと、石原都知事はうなずいたと報じた。「週刊誌革命」を宣言している「週刊現代」などで、石原都知事の新疑惑などが明かされるはずだ。
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