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我ら言葉のほかに失うものなし
天木・筆坂熱血インターネット対談
2006/12/16(Sat)
今度こそ命運がつきた石原東京都知事(天木)
今度こそ命運がつきた石原東京都知事
天木直人
私は石原慎太郎の帰趨についてはどうでもいいことだと思っている。彼の政治生命は『NOといえる日本』を出版し米国を激怒させた時点でとっくに終わっているからだ。
しかしその石原が息子たちのために都民の血税を私物化したと共産党に噛みつかれ、ブチ切れて都知事選に再出馬すると言い出してから、事のなりゆきに俄然興味を持つようになった。
子供が親を殺し、親が子供を殺すことが日常茶飯事になってしまったこの国においては、「親馬鹿」はむしろほほえましい。しかしそれが「馬鹿親」になってしまってはもう都知事は勤まらないのではないか。
そう思っていたら13日付の産経新聞の「断」というコラムに、勢古浩爾という評論家の「リーダーは身内に厳しくあれ」という意見を見つけた。
「石原都知事の弁明はやはり見苦しい。知事の四男が都の仕事に携わっていることへの批判に対して、自分が指示したわけではないと開き直っているが、説明になっていない・・・事務方が殿の歓心をひこうと気を利かせすぎたのかも知れないが、それを知った時点でやめさせるべきだし、四男も話が来た時点で自ら断るべきはなかったか。結果として、親子とも地位による利益を甘受していることにかわりはないのである。
知事の贅沢な海外出張批判に対してもそうである。これまた石原氏の弁解は、自分が指示したことは一切ない、ということに終始している。だったら、外から批判される前に、なぜ自分から、もっと引き締めろと事務方に指示をださないのか・・・他人には厳しく、自分と身内には甘すぎるという謗りはまぬがれまい・・・」
これはもちろん勢古という評論家の意見であって産経新聞の社説ではない。しかしあの産経新聞が評論家の口を借りてここまではっきりと石原批判を行ったのである。それが世論の大勢であるということだ。石原を見放したということだ。
それにしても菅直人は何を立候補に躊躇しているのだろう。今度の都知事選は勝てること間違いない。この産経新聞の論評によって石原都知事の命運が尽きたことは明らかだ。本気で政権をとりにいく気があれば、まず自らが東京都知事選で石原を倒しそのモメンタムで民主党の参院選勝利に貢献すべきではないのか。どいつもこいつも自分のことばかりしか考えないスッキリしない連中ばかりだ。
http://www.tembosha.com/kd_diary/kd_diary.cgi?20061216
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