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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061216-00000105-jij-int
【ニューデリー16日時事】ヒマラヤ山脈にある君主国ブータンのジグメ・シンゲ・ワンチュク国王（51）は16日までに、ジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク皇太子（26）に王位を譲り、皇太子が第5代の王位に就いた。ブータンの政府系週刊紙クエンセル（電子版）などが伝え、隣国インドの外務省筋もこれを確認した。
同紙によると譲位は14日に正式発表された。民主化を目指すブータンは立憲君主制への移行を目指して制憲作業を進めており、2008年に憲法が発効、初の総選挙が実施される予定。
34年間にわたってブータンを統治してきたワンチュク国王は昨年12月、08年に皇太子に権限を移譲すると明らかにしていた。同紙によると、国王は譲位が前倒しされた理由について、立憲君主制への移行を控え、皇太子に国王として必要な能力向上の機会を持たせるためだとしている。
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