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□新聞74紙で「拉致の安倍」アピール [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2861191/detail
新聞74紙で「拉致の安倍」アピール
一体、何の政府広報なのか、クビをかしげた読者が多かったはずだ。日曜(10日)の新聞朝刊各紙に掲載された安倍首相の広告のことだ。
新聞1ページの半分近くを使って、「拉致問題。すべての被害者の帰国を目指して真剣に取り組んでいます」というメッセージがあるから想像はつくが、今さら安倍首相の拉致問題取り組みをアピールする必要があるのか。
経費の税金だってバカにならないはずだ。
「今年の通常国会で、12月10〜16日を『北朝鮮人権侵害問題啓発週間』にすることが議員立法で定められました。そのスタートの日に合わせ、政府広報を出したのです。全国紙5紙(朝日、毎日、読売、日経、産経)、ブロック紙3紙(北海道、中日・東京、西日本)、地方紙66紙に一斉掲載し、約1億円の予算が組まれました」(内閣府政府広報室)
さらに不可解なのが、12人の拉致被害者に比べ、ご覧の通りデカデカと掲載された首相の顔。本紙が測ってみたところ、面積はナント、拉致被害者ひとりの87倍もあった。「オマエが目立つなよ!」と、下手なツッコミを入れたくなるほどだ。
これでは、拉致問題の啓発というより、安倍首相のPRにすぎない。
「日本国内で拉致問題のことを知らない大人はいない。そのくらいPRは行き届いています。ところが、拉致解決は全然進んでいない。安倍首相もデッカイ顔を出しているヒマがあるなら、中国や韓国に日参してでも、協力を懇願するのが先決ですよ。6カ国協議でも相手にされないのに、国内で“啓蒙”ばかりしていて何の意味があるのでしょう」(ある評論家)
造反組の復党問題では「顔が見えない」と批判を浴び、内閣支持率が軒並みダウンしている。そこで得意の「拉致の安倍」を強調して支持率回復をもくろんでいるのだろうが、やることがワンパターン。
こんな時だけ「デカイ顔」なんてムシがよすぎる。
【2006年12月12日掲載】
2006年12月15日10時00分
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